| |||||||||| Madam のベトナム日記 |||||||||| |
| ●
1月10日(水) |
|
昨日雨が降ったので、今日は肌寒かろうし、何を着ていこうか、とまだ明けやらぬ暗い中であれこれと考えていた。 冬物でかさばるものは後で荷物になるだろうし、かといってハノイは寒いかもしれないし。 色々考えた挙句に、Tシャツを重ね着した上からカーデイガンを着、その上にジャケットを羽織る事にした。 雪だるまのように着ふくれし、腕を曲げにくい状態で、降りてきたら何と晴れ渡った良い天気。 完璧!と思ったいでたちは少々暑くて動きにくかった。 常日頃"晴れ女”を自負している私だから、心配なんぞ要らないはずなのに。 良い天気の日の旅立ちは気持ちが良くて、幸先が良いような気がする。今度の旅も良い旅になりそう。 なんて思っていたらトランジットの台北は小雨で、少々肌寒い。よかった,たくさん着こんできといて。 今日は同日トランジットが出来ず台北泊。一日無駄にする気もするが、福岡から直行便がなく、 荷物の関係でどうしても福岡発着にしたいし、 トランジット場所はたくさんあるけれど、時間と経費の問題で、毎回台北径由にしている。 泊まるのは私が陸の孤島、と呼んでいるCHINA AIRのトランジット専用ホテル。 空港のはずれにポツンとあるここは何も無いところだし、 初めての時は市内まで出たけれど、約1時間かかるので、近頃はここでテレビ三昧の半日を過ごす事にしている。 我が家でほとんどテレビを見ないので、久しぶりにゆっくりと見る台湾のテレビは面白く、つい見入ってしまう。 今日面白かったのは 近畿小子:KINKI KIDSが日本語でしゃべる。こちらもでも人気があるのかな? ウルトラマン:何と日本語のままで字幕が中国語。格闘場面の解説は古館一郎。 オーヤンフィフィが化粧品のCMの出ている。こちらで活躍しているかな? ハリウッド映画のメイキングビデオもたくさんでなかなか面白い。 こんな番組を見ながらゆったりと明日からの為にエネルギー?!を蓄える。 いよいよ明日はベトナム。 さてまずは何を食べようか... |
| ●
1月11日(木) |
|
5:30のモーニングコールで起き、7:45のVietnam Airの共同乗り入れ便で実質4時間のハノイまでの飛行。 いつもここからは日本人はほとんど乗っていないのに、今日は珍しく数人見かけた。 着いたらどんより曇っていて肌寒い。みっともない厚着もどうにか役に立ちそう。 ハノイ市内まではタクシーで約1時間。ここでAIRPORTタクシーを頼むと誰かが乗ってくる事がよくある。 前回は友達だから、とおばさんを乗せ、遠回りして送っていった感じだった。 今日はタクシー運転手の仲間のようで、オフになったからゴメン!と言って家まで送らされた。 まあ金額が変わるわけではないからいいようなものだけれど。 合理的と言えば合理的な方法なのでかも。 着いたホテルはまたまた様変わり。 前回急にインターネットカフェとミニバーをやりだした、と思ったら今回はそれが全て無くなり、 ミニカフェ風になっていた。 よくもまあころころ変わるものだと感心してしまう。 おまけにホテルの前は道路の大工事。しっかりと掘り返した所に、大きい道具やコンクリートの塊が転がしてあったりで大変な状態。 片側通行にでもすれば良いものを、とても通れた状態ではない。 無秩序に全ての作業を同時にやってしまったのでは?と思えるその様には笑ってしまう。 荷物を置くや早速町へ。 もうお馴染みになってしまったので「自転車はあそこよ」と先に言われてしまった。 またまた町の中が随分と変わっている。 次の路地の角の古びた汚いコンクリートのビルはびっくりするくらいきれいなブルーのビルに変身中。 お気に入りのお店もあちこち改装してきれいになったり広くなったり。 10月に来た時はハノイの町が出来て990年のお祝いだとかで、町が赤く染まった感じだったが、 今回はテト(旧正月)の準備の為のお飾りとかで、やはり町が赤い。いや赤と金。 急に赤と金のお飾り売りに転じた天秤棒のおばさんもたくさんいるし、 お店も急にお飾りやお菓子を売り始めたお店がいっぱい。 かなり自転車であちこちの道を行き来してみた後、通りすがりのシーフード専門のコム屋さんで夕食をとる。 |
|
![]() テト(旧正月)バージョンのお店 |
ベトナムで料理について色々聞くのはなかなか難しい。 が近頃の手になってしまったのが、写真を撮る許可をもらい、写した画像を見せてあげると、 まだデジカメが珍しいらしく喜んでみんなを呼び寄せ、画像を覗き込んでは大笑い。ちょっと受けがよくなる。 そこで料理の名前や作り方などを聞くと喜んで教えてくれ、食べて帰る時にはみんなで手を振って送ってくれる。今日もこの手で。 今日はおすすめの茹でたたにし、蒸し鶏、小魚の揚げたものをおなかいっぱい食べてしめて33000ドーン(約¥200)。 どれも新鮮で美味しかった。コム屋は病み付きになる。 食後のコーヒーはPRESS CLUBの横のおしゃれなDELIへ。 ここでコーヒーとプリンをオーダー。ベトナムのプリンはとても美味しいので見ると食べずにはいられない。 ここのは卵がたっぷりのちょっと固めのプリン。でも美味しい。しめて100000ドーン(¥700) このギャップが面白い。 今日の万歩計16076歩。 |
| ●
1月12日(金) |
|
昨日、自転車であちこち行ってみたが、どうも今までとは様子が違う。 「動」のホーチミンの対し「静」のハノイと言われていたのに、バイクと自転車、そして人がホーチミン並み。 とても怖くて乗れないので、今日は歩きにした。 街中はお正月の飾りつけ用の赤と金の色がやけに目立つし、黄色の実がたわわの形の良い金柑の木を自転車の荷台に載せて運んだり、 桃の木の枝を売っている天秤棒の花屋さんもたくさん。 テトの準備、日本の師走状態で皆忙しそう。それで人も多いんだ。 中国文化の影響でしょう。お正月は家中に赤と金の飾り付けをして、 赤と金の箱に入った干菓子をお供えにしたり、プレゼントしたりするようで、 そんな品が町中にあふれている。 特に旧市街のお菓子屋さん通り、仏具通り、文房具通りなどは同じ業種が軒を連ねるので、 赤と金だらけのド派手な飾りで埋め尽くされ、きれいを通り越している状態。 色々この時期にしか見れないものがあって、そんな店を覗いて回るのは面白い。 通りをあちこち行ったり来たりするうちにドンスアン市場まで来た。 ここもものすごくパワフルな所。薄暗い中でたくさんのものと人がうごめいているのが面白く、つい来てしまう。 その横の小さなコム屋さんが並ぶ細い路地を食べ歩く事に。 面白い物がたくさんあるので「写真を撮って良い?」と聞くと、すごい形相で「ダメ!」と言って隠すのに、 いったん1個分でもお金を払うとニコニコして「どうぞどうぞ」と上機嫌になるゲンキンなおばさんたち。 そして食べていると周りのみんなが寄ってきて、食べ方とかを教えてくれる。 「美味しい!」と言うとみんなで喜んでくれる。どうしてこうも人が良くて懐っこいんだろう。 言葉は通じずともすぐに笑顔の仲間になれる。 グエンタイホック通りを歩いていてハノイには珍しい大型スーパーマーケットを見つけた。ベトナム製のものから 欧米の品まで豊富な品揃えでちょっとはまりそう。ヨーグルトが1500ドーン(10円)はうれしい。 |
|
|
色々と物色していてベトナム製ワインを見つけた。
結構美味しいと聞いていたのでちょっと買ってみよう、と値段を見ると100000ドーン(約700円)前後の数種類と並んで
7500ドーンや9000ドーン(¥70)のワインがある、ラベルも立派だし、でもいくらなんでもちょっとおかしい。 きっと間違いだ、と店員さんに聞くと 「間違いじゃないよ。美味しいよ」と。それで高いのと安いのを買ってみた。 飲むのはホーチミンについてからだけれど。これが美味しければ、超めっけもの。 夜は前回来て気に入ったJAZZ CLUBへ行ってみた。前回はなかなか聞けるJAZZバンドだったので、びっくりしたが、 今日は70年代のPOPSのコピーバンドで、懐かしいビートルズからイーグルス、CCR等色々やってくれ、 中年の欧米人でいっぱいのお客達に大受け。 踊りだす人達までいてえらく盛り上がり、たっぷりと楽しめ、心地よい気分で帰ってきた。 今日も万歩計18152歩。 |
![]() 旧市街のお菓子屋さん通り |
| ●
1月13日(土) |
|
雨音で目が覚めた。 雨だとちょっと予定が狂うな、と思いながらごろごろしていたが、出かけるまでにはどうにか止んだ。 ハノイ最後の日、動きたいので助かった。 さて今日の朝食には何を食べようか、と。とりあえず8:30頃久しぶりにハンザ市場へ出かける。 食料を売る天秤棒のおばさんや、座り込んで朝食を取る人たちがいっぱいで歩道は通りにくい。 ハンザ市場の中に入ると、人も少なく、まだビニールをかぶった商店があって、動きが鈍い。ちょっと早すぎたかな? 食べる所も真っ暗でろうそくの灯りの元で作ったり食べたりしている。 真っ暗な中で食べるのはいやだったけれど、近くに適当な所もなさそうだったので、外の光が入って比較的明るい所で フォーを頼んだ。出てきたフォーはスープが美味しく、暗がりの中でも大満足。 「ゴーン(美味しい)」を連発していたら、ぱっと電灯がついた。 と同時に周りのみんなから拍手が起こった。どうも停電だったようで、 これで普段の活気が一気に戻り、いつものあわただしい市場になってしまった。 多いと聞いてはいたが、初めての経験。なるほど..... ハンザ市場の入り口はペットショップ。ベトナムの人は鳥が大好きなので、たくさんの鳥籠がぶら下がっていて多種の鳥が売られている。 日本では益鳥であるすずめや燕もここでは売り物。又犬、猫、鳩、あひる等の色々な動物も窮屈そうに鳥籠に入れられ売られている。 飼うだけでなく、食べる為?とも聞いているが、見ているとかわいくて飽きないけれど、ちょっとかわいそうな気も.... あちこち旧市街を歩き回って、お昼は近頃日本でも有名になっている”ハノイガーデン”へ。 どの席からも素敵な中庭が見えるように配されたおしゃれな空間はとても落ち着く。 外国人旅行者が多いのかな?と思っていたらほとんどベトナムの人。 イカのスパイシー炒めをオーダー。ギリシャ人のオーナーのセンスが光るおしゃれな盛り付けと味に大満足。あちこ ちの席にどんどん運ばれる美味しそうなお料理につい目移りして、次回はあれを食べるぞ!と決断してしまう。 |
|
![]() 素敵なインテリアのハノイガーデン |
1日5食食べれたらいいのだけれど、美味しい物が多すぎるのも困りもの。 お昼からは又旧市街の通った事のない通りをあちこち行ったり来たり。 通り通りで業種が違うし、テト前でそれぞれの通りが今までとは違った表情を見せてくれて面白い。 入り組んだ細い路地をかなりの時間歩き回ったら迷子になってしまった。地図通りに歩いていたはずなのに.... さてどこかな?と通りの表示板を見ると、かなり遠くに来ていたはずなのに、”ハノイガーデン”のすぐそば。 いつの間にか出発地点に舞い戻っていた。 迷路のように入り組んだ旧市街、わかりにくいようでも何とかなるもんだ、との教訓。 万歩計20770歩 |
| ●
1月14日(日) |
|
5:30にタクシーを予約。まだ真っ暗な中、田んぼの中の1本道をノイバイ空港へ向かう。 ほとんど人も通らぬ中を走っていると、たくさんの人だかり。 「何事?」と中年の運転手に聞いてみると「暴走族だよ。困ったもんだ。」 「危ないからしばらく止まっておくよ。」と言われ、仕方なく見ていた。すると来た来た。50cc位のバイクが数十台。 二人乗りしてヘルメットもかぶらず飛ばす飛ばす(と言ってもせいぜい5,60K位かな?)。たくさんのギャラリーも大盛り上がり。 危ないな、と思いながらも、日本であまり見る機会はないので、ちょっと興奮してしまう。 「事故は起こらないの?」と聞くと、「もちろん起こるさ。」と。 どこの国でも若者のエネルギーの発散方法は同じなのでしょうね。しばらくしてちょっと落ち着いたかな?と思える頃合を 見計らってやっと走り出した。 ハノイからホーチミンまではVietnam Airの国内線で約2時間。ホーチミンからシンガポールへのトランジット客が多い。 ホーチミンのタンソンニャット空港に到着すると、寒かったハノイに比べるとやっぱり蒸し暑く、熱風に感じる風。 そしてここも様変わり。空港が新しく大きくなっている。 駐車場の横にはタクシー会社経営らしい大きくておしゃれなレストランまでいつの間にか出来ていた。 きょろきょろしながらタクシーを探していると、「$6でどうだ?」とタクシーの客引きの声がかかった。 安い!と思ってお願いしたら、横付けした車はおんぼろのルノーで、乗るとクラクションがない。 ともかくみんなクラクション鳴らしっぱなし状態で走るのに、無くてどうするのかな? と見ていると、BOXの横にボタンがあって、それを押すとクラクションになっていた。 ちょっと安心したけれど、やっぱり不安。 それを察してか陽気な運転手は色々と気を使ってお世辞を言ってくれる。 「日本からか?日本人は世界で一番頭が良い。」とか何とか。 でもどうにか無事にホテルまで送り届けてくれた。 着いて見るとホテル周辺もものすごい変わり方。 でこぼこの歩道でちょっと雨が降るとぬかるみになって大変だった のが、きれいなタイルに張り替えられ広くなっていて、汚かった数軒のビルがこぎれいなホテルに変身していた。 なんだか今までの通りのイメージが随分と変わった。 汚い歩道はシクロやバイクタクシーのお兄さんの溜まり場だっ たけれど、 こんなにきれいになったら居場所がなくなるのでは?と心配になる。 街の中に出ても、あちこちが変わっている。 今まであることすら気付かなかったDUTY FREE SHOPもすごくきれいになって存在感がある。 ベトナムにDUTY FREEって必要なのかな〜? 良い様な、悪いような。変わって欲しくない部分もあるんだけれど。 赤と金に染まったようなハノイに比べると、こちらはテトの飾りもさほどでは無い。 やっぱり古都と新しい街の違いでしょうか? 天秤棒のおばさんが売っていたお飾りとかもお店で売っていてなんとなく風情が無いような。 |
|
|
さてハノイで買ったワインを飲んでみようか、と思ってテレビを見ていたら、 ニュースで、どぶろくを農家で作ってはヘネシーの壜に入れて売っていた人がつかまったのを流していた。 こちらは社会主義だけあって、 犯罪を犯したりすると、見せしめのように取り調べの状況を映したり、手錠の犯人の顔をもろ映し出す。 その農家での酒作りの様子もしっかりと写してくれているのを見ていたら、ひょっとして.... と思えてきてなんだか飲めなくなってしまった。 あの安いワインはあんな農家の土間で作られて手作業で瓶詰めし、封印されたのでは? それでそのまま日本へ持って帰ることにした。しばらくは飾っておこうっと。 今日の万歩計16539歩 |
![]() おんぼろタクシーに乗って |
| ●
1月15日(月) |
|
起きてすぐに裏路地の市場へ。 食料品がメインだけれど、ありとあらゆる物を座り込んで売っているおばさん達が、細い路地の片側に並ぶ。 食材だけでなく、食べる所もあれば、今はお正月用品、おなべから衣料品までが並ぶ。 特に朝早くは仕入れの人、おかずを買う主婦とかで活気があるし、季節ごとに変わる商品が面白くていつもやってくる。 今日はおばさんがバナナの葉に包んだ餅菓子を売っていたので「ちょっとだけ、」とお願いして味見をさせてもらい、 お金を払おうとすると「良いよ」と言ってただで食べさせてくれた。 「美味しい」と言うと他のも切ってくれ、周りの人にも自慢げなおばさん。ほんとに人が良いんだから。 ここに来るといつも「又来たの?」と声をかけてくれる馴染みになったおばさんの所で今日も出来立ての蒸し物を食べる。 来るつどにサービス過剰になってどんどんおまけの量が増えていき、今日はこれだけでもうおなかいっぱいになるほど。 食べる横で手際よく作られる蒸し物に見とれながら、ボリュームある朝食に満足して戻ってきた。 街中へ出てあちこち歩いていると、「La Villa」と言うレストランを見つけた。 確か何かの雑誌にあったよね、と思いながら素敵なインテリアに惹かれて昼食を取ることに。 フレンチで、適当にオーダーしてみたが、盛り付けも味もなかなか良い。 行ったり来たりするオーナーらしきヨーロッパ人の趣味なのか、 壁に飾られたたくさんのモノクロ写真と随所に使われている木の色でシックでインテリアになっている。 盛り付けなどもヨーロッパ人だな〜、と思わせる所があり、 先日のハノイガーデンにしても欧米人がオーナーの所はなんとなく雰囲気が違う。 どちらが良い、悪いと言うのではなく、それぞれに良さがあって、どちらも好きなのだけれど、 オーナーがベトナム人の「Brother's cafe」とはやっぱり違う。 静かで落ち着いた雰囲気は居心地が良く、しばらくぼんやりと過ごした。 デザートはちょっと歩いたけれど、近頃注目の{FANNY」へアイスクリームを食べに行く。 アイスクリームもベトナムはなかなか美味しくて、逃せない。 真黄色のかわいい色の建物におしゃれな内装で、広く取った空間が気持ち良い。 バナナの葉っぱに乗った美味しいアイスクリームは日本ではあまり食べることも無い私でさえ、 あっと言う間に平らげる。口直しに香りの良いジャスミンテイーをゆったりと飲みながら、外を行きかう天秤棒のおばさん やシクロをしばらく眺めていた。 その後前回会えなかった○○自動車のショールームのHoaさんに会いに行く。 久しぶりの再会だが、とてもよく覚えていてくれて、色々又お互いのことを話した。 「せっかく来てくれたので、レストランでご馳走するわ」と言ってくれたが、 急なことなのに、聞けばお子さんが4人もいて、一番下は5歳の双子だそうなので、 明日又会うことを約束して、今日は辞退した。 Hoaさんのオフィスのスタッフからバイクで送ってもらってホテルまで帰ってくると通りがかなりうるさい。 見に行ったら通りの真ん中あたりに急に舞台が出来ていて歌謡?ショーがあっている。 まん前には子供達が陣取っていて、大人達はちょっと遠巻きに見ているが、すごい人だかり。 何事か、と思って近くのショップの女の子に聞いてみると、プロの歌手ではないそうだけれど、テト前のお祝いの催し物だそう。 テトが近づくにつれ、段々こういうイベントが多くなって盛りあがって来るようで、なんだか楽しみになってくる。 いつかテトの時期をベトナムで過ごす事が出来たらなあ... ぼけーっと見ているとどこからかいいにおい。するめの屋台が来た来た。その匂いは食べずにはいられないのだけれど、 あの大きいのを1匹食べるのはちょっと、と思っていたら”のしいか”にしてくれるのだそうで、ちょっと試してみ |
|
![]() La Villa |
たくなった。 早速小さめのをお願いしたら「1匹3000ドーン(¥20)」。「高い!」とおもわず言ってしまった。 数日ベトナムにいると、もうこちらの金銭感覚になってしまっていて、つい。 でも質が良い、とか味が違う、とか言われ、仕方なくオーダー。 小さめのするめ(日本と同じもの)をちゃんと屋台の上の小さな七輪の炭火で焼いて、ローラーで2回ものしてくれる。 やわらかくて食べやすくなった”のしするめ”をちゃんと紙に包んで渡してくれたときには、その丁寧な仕事振りに感激! 3000ドーンは惜しみなく払えた。 帰りながら早速熱々を食べてみるとやわらかくて美味しい。 多すぎる!と思った1匹も難なく食べてしまった。 これもちょっと病みつきになるかも。 今日の万歩計15168歩 |
| ●
1月16日 |
|
ハノイとホーチミン以外はほとんど行く事がなかったので、
今日は有名なツーリスト、シンカフェの日帰りツアーでミトーへ行くことにした。
丸々1日で$7は安い! 8:15発の大型バスはほぼ満席の乗客を乗せて一路南へ。日本人は10人程。 走るにつれ、景色が変わっていき、田んぼが多くなる。ここらは3毛作できると聞いていたが、 今は稲刈りの時期。ノン(すげ笠)をかぶった女性達がたくさん田んぼの中で稲刈りをしている。 その様子は昔の日本の情景と同じ。 1日に1回程スコールのような雨が降るからかな?稲は全部倒れ、立っているのはほとんどなく、 日本の秋の稲刈り時期のたわわに実る稲穂の状態とはちょっと違う。 去年このあたりは水害がひどかったはずなので、その時の残骸かな?堤防に土嚢を積んだところもたくさんある。 道路際にはこれも季節でしょう。色々な形や色のすいかをビニールシート1枚の下で並んでおばさん達が売っている。 すれ違う大型のおんぼろバスは、田舎から街へ行商に行く人たちを目いっぱい乗せていて、 その自転車や売る為の鶏やアヒル等をバスの屋根にたくさん乗せ、ぎしぎし言うような感じで重たそうに走っていく。 日本でお払い箱になったバスでしょう。行き先が「京都駅」とか「貸切」とか書いてあるのがそのままの状態 で路線バスとして走っていて面白い。 そしてこれもフランス文化の名残でしょう。どんな田舎に行っても絶対にカフェがある。 こちらのは涼しげな木陰を利用したカフェが多く、その木の間にたくさんハンモックがつるしてあり、 お昼寝が出来るようになっている。 涼しげな木陰でハンモックに揺られながらコーヒーを飲む。 なんと優雅な時間の過ごし方。 バスの隣の席は今中国の学校で英語を教えていて、休みを利用してベトナムを旅していると言うアメリカ人。 初めてのベトナムだそうで、中国の学校の事、中華料理やベトナムの料理の事など話は弾んだ。 ガイドのおじさんが一人一人に「どこから来た。楽しんでいるか?」とたずねて回る。 彼のところに来た時に彼は「自分は生まれる前の事でわからないけれど、両親からベトナム戦争のことは良く聞いている。 アメリカ人として申し訳ないと思っている」と言ったら、 おじさんは「終わったことだし、今はいい時代だよ。気にしなくていいんだよ」と言ってくれた。 戦後25年でまだまだみんなの記憶に残っているだろうからと、なるべく話を避けてきたけれど、 戦争の話が出たのは初めてだった。 約2時間でミトーに到着。 ここで養蜂農家を見せてもらったり、ココナッツキャンデイー工場を見学させてもらったり、 ボートでジャングルの中を分け入ったり、と盛りだくさんの内容でたっぷりと楽しませてくれる。 漕ぐ櫂の音と、鶏の鳴き声しか聞こえない静かな水面をすべるようにやしのジャングルの中を分け入っていると、 ふ |
|
|
っと家が現れて、人々の生活が垣間見れる。
こんな所でどうやって暮らしているんだろうか?となんだか不思議な気がするのだけれど、
さて現代社会の人ごみの真っ只中で暮らしている私達と、どっちが人間的な暮らし方かな? たっぷりと一日楽しませてくれ、すっかり暗くなってしまった頃にやっと帰ってきた。 前回使ったインターネットカフェがしょっちゅう切れて大変な状態だったので、今回はどうしようか、と思いながら、 又同じところを使って見たら、今回はとても快適。前回はいったい何だったんだ!と思ってよくよく観察してみると、 何と20台のPCが全部新品になっている。調子がいいはず。それにしてもすごい! こんなところにも今のベトナムの発展を垣間見たような気がする。 今日の万歩計7031歩 一日バスとボートだったからね。 |
![]() ミトーボートトリップの地図 |
| ●
1月17日(月) |
|
最後の日となるとあちこち行ってないところが気になってくる。
そうだ、まだチョロンに行ってない!と急に思い立ち、朝早くから行くことにした。 大通りへ出てサイゴンスターバスに乗って、朝の賑わいとテトの準備でいつもよりさらに中華街チョロンはにぎわっている。 今日はビンタイ市場には寄らずに通りの方へと歩いてみた。 昨日ミトーへ行く道すがらすれ違ったたくさんの鶏やアヒルを屋根に乗せたおんぼろバスはここのバスターミナルへ着くようで、 どんどん運ばれてくる鶏やあひるの市がすぐそばにできている。 ここで買われたアヒルたちは天秤棒でおばさんが売ったり、お店で調理したりするようで、 街中の鶏やアヒルの流通はここから始まるよう。 ここに来ると、やっぱりテトは中華系のお正月だ、と納得する。 街中ではハノイほどは見なかった赤と金のお菓子やドライフルーツ、揚げ菓子が所狭しと並べられ、 ハノイ以上の迫力で売られているし、クリスマスのライテイングも負けてしまうような電飾のお飾りもたくさんで、 さぞかしテトはにぎやかなことだろう。 チョロンの通るのもはばかれるすごい人だかりの市場からふっと見上げると、 真新しい30階位の超近代的なビルが3棟並んで建っている。 ちょっとチョロンには不釣合いの思われるほどおしゃれ。 何だろう?と行ってみると1,2,3階は商店街とスーパーマーケットと駐車場で4階以上が賃貸マンション。 お家賃は$420との事で、募集中の垂れ幕が下がっている。 とても素敵な建物で日本から見るとこんなきれいなマンションが$420とは安い!と思うけれど、 さてベトナムで、しかも中華色の強いこのチョロンで、どういう人が借りるのかちょっと興味がある。 かなり豊かになったとはいえ、この素敵な賃貸マンションの下を天秤棒のおばさんやシクロ、 汚い荷車が行き交う現状からはかなりミスマッチ! お昼からは10月からこちらに住み始めたSAKO嬢とブンタウ在住のSさんのオフィスへ伺い、一緒にコム屋さんへ。 サングラス姿でバイクに乗り、颯爽と現れたSAKO嬢はもう何年も前から住んでいるようにしっかりと馴染んで、堂に入っている。 私には難しすぎてちっとも覚えられないベトナム語の会話もOKで、3ヶ月位でこうもなるものか、とちょっと自己反省! しゃべれたらもっと面白いだろうに... Sさんおすすめのコム屋さんも味付けが良くて美味しかった。 |
|
![]() お正月用の龍の盆栽 |
SAKO嬢の借りているお部屋を見せてもらったが、通りからちょっと入った静かで良い雰囲気の所。 天井が高くて広い空間は今の日本の住環境からすると贅沢!と言いたいくらいでうらやましい限り。 通りの喧騒もほとんど届かず落ち着くし、テラスいっぱいに広がるジャックフルーツの木の枝が素敵で、いつか私も! と思ってしまう。 その後、SAKO嬢のバイクに乗せてもらって、今日から始まるタウザン公園のフラワーフェステイバルを一緒に見に行った。 まだまだこれから始まる準備がなされている状態だったけれど、こちらもお正月の金柑の木や植木、盆栽などが売られていたが、 花はあまり日持ちがしないからかな?見かけない。 面白かったのは龍の形にしつらえた盆栽。なかなか見事な枝ぶりだけれど、ちょっと笑ってしまう。 これもベトナムらしくて良い。 最後の夜は何かまだまだし足りない事がたくさんあるような気がして、時間を有効に使いたいのだけれど、 結局は荷作りと終わった〜!と言う安堵感でなんとなく過ごしてしまう。もったいない気もするけれど、これで良いのでしょう。 毎度のことだから。 さて遣り残したことは次回に回して、今日は早めに寝る事に。 今日の万歩計14069歩。 |
| ●
1月18日 |
|
帰るとなると時間が貴重だ、と体が思うのか、あまり眠れず、最後のあがきで早めに動く事にした。 早い時間なら市場が良い!と気になっていた果物を買いに行くことに。 6:30にホテルを出て、裏路地の市場へ行ってみると、やっぱり早いだけに種類と量は豊富で活気がある。 果物屋のおばさんの所で、今が旬のサワーソップとミルクフルーツを買った。 ハノイに比べると季節感は少ないけれど、やっぱりその季節季節で旬はあり、 出回るものが違う。今はザボン、すいか、トマトとかも旬のようでたくさん並べられている。 帰る道すがら食べ損ねていた路地のSAKO嬢おすすめの屋台のおばさんのおかゆを食べに寄る。 ここは美味しくて8:00にはもう大きいお鍋いっぱいのおかゆが売切れてしまう人気店。 今日は早いだけにお鍋にはおだしの効いたおかゆがまだたっぷりとある。 ベトナムでは朝ご飯も屋台で取る事が多いので、学校へ行く前の子供達に混じって、 すがすがしい空気の中で久しぶりのおかゆに大満足して帰ってきた。 通りに戻ってみると馴染みになった人達から「いつ帰るの?次はいつ?」と声をかけてもらって、後ろ髪を惹かれる思い。 遣り残したこと、食べたかったもの、行きたかった所、たくさんあるけれど、次回に残しておくのも楽しみなこと。 来るたびに色々な人たちと親しくなり、情報ももらって、 さて次の訪越の折には何をしようか、とどんどん楽しみが増えていく。 8:30に予約したタクシーで空港へ。今日は曇り空でちょっと涼しい。 おとといは30℃くらい、昨日今日は曇りで27℃くらいかな? 日本がさほど寒くなければ良いのだけれど。 |
|
|
タンソンニャット空港はまたまた一段と中が立派になっていた。DUTY FREE SHOPもきれいにどんどん拡張されている。 色々な所が整備され、増え続ける観光客に対応している。 飛行機の中の新聞で福岡はこの数日間に雪が降ったようで「雪のためのチェーンが..」どうとかこうとか書いてある。 出るときは良い天気で暖かかったのに、寒そう..... 着いたら5℃だった。寒い! 朝はホーチミンで30℃近くあったので、20℃前後の温度差。余計に寒く感じ、 家に着くと部屋の温度をいつもより高く設定した。 いや〜疲れた。 ほんとにお疲れ様でした。 今日は半日飛行機の中だったから、万歩計は7012歩。 |
![]() 空港へ向かうタクシーから見えたガソリンスタンド |
|
|
|