| |||||||||| Madam のベトナム日記 |||||||||| |
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9月25日(土) |
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今年は9月に入ってから、アジアフォーカス映画祭、そしてアジア太平洋映画祭と続き、ずっと忙しかった。
全てが終わってから、ゆっくりと余裕を持って行くつもりにしていたが、いつか体験したい、
と思っていた中秋節Moon Festivalのことをふと思い出し、
ネットで調べてみるとどうにか行けそう。それならと急遽チケットを取ってもらった今回の訪越。
毎度の楽観的な「まあ何とかなるだろう」で決めてしまった日程だったが、やっぱりちょっと大変だった。 そしてこんな時に限って色々なトラブルが起きる。 おとといは、朝急いで支度をしていて、電子レンジとトースターを一緒にかけたらブチッと音がして、 2箇所のコンセントが使えなくなった。なんで又こんな忙しい時に。いままで同じ事をやってもそんなことにはならなかったのに。 後悔するやら腹立たしいやら。 出かける前の忙しさで頭が回らず、訪越の前には直せないと思い、頭がパニックになった。そんな状態のまま、とりあえず出かけたが、 帰ってきて冷静に考えたら、ただブレーカーをONにすればいいだけの事。ほっと安堵の気持ちで、久しぶりにブレーカーの戸を開けた。 だけどその時は「あさってから行くのに、冷蔵庫や電話が使えない!」と目の前が真っ暗になってしまった。 そしておととい、ベトナム映画「ぼくらのサッカーチーム」の関係者の方達にお目にかかり、名刺交換をして、 ハノイでお会いする約束をしたのに、帰って見ると名刺入れがない。どこかで落としたらしい。 せっかく約束をしたのに、連絡の取りようがないし、考えたら他にもたくさん大事な名刺が入っているはず。 昨日一日待っていたけれど何処からの連絡も無かった。どうしてこんな時に、と自分のドジさがいらだたしい。 あきらめていたら、今日、「会場に落ちていました。」との連絡があり、早速取りに行った。間一髪、助かった。 明日だったらどうしようもなかったけれど、どうにかハノイで連絡できそうでこちらもほっとした。 やっぱりどうにかなるもんだ、と思いながらも、何も前日にこんなことでどたばたすることにならなくても、と。 なんだか試されているようで、運が良いのか悪いのか。 でもまあ準備も終わり、気持ちも落ち着きどうにか行けそう。今はベトナムで何でも手に入るし、 不備があってもまあ何とかなるでしょう。 久方ぶりのベトナムに気持ちは舞い上がる。 又どんなに変わっているだろうか。そしてMoon Festivalはどんなだろう? 遠足の前日の子供のように気持ちは高ぶってとても眠れそうもない。 |
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9月26日(日) |
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曇り後雨の予報は外れ、朝から良い天気。台風の影響もなさそう。 福岡空港までは、時に渋滞で30分以上かかる事もあるので、 早めにタクシーを予約しておいたが、乗って大通りまで出て気がついたけれど、 今日は日曜日。道はすいていて8分ほどで着き、早すぎて時間を持て余す。 10;10発のCHINA AIRでトランジットの台北へ。気温26度。台風の影響かどんより曇って蒸し暑い。 同日トランジットができないので、今日は台北泊。毎度の半日の台北を楽しむ。 今日は近頃日本のテレビや雑誌でも紹介され、話題になっている新北投の温泉街へ行く事に。 台北駅からMRT{地下鉄}に乗って行き、駅に降りた途端雨が降り出した。 温泉街は駅のすぐそばが入り口で、小高い丘の中腹まで道に沿って続いている。 仕方なく大きな木の下で雨宿りしながら少し筒坂を登っていく。 坂の途中で見つけた入湯料40元の露天風呂。人気のようでたくさんの人が列を成し、吸い込まれるように入っていく。 時間がないので見学のみしか出来ないけれど、面白そうなので入ってみた。 山の斜面に、温度の違ういくつもかの露天風呂が段々に作られている。水着を着て入る混浴で、 温泉と言うよりはどう見ても温水プール。日本の温泉とは随分とイメージが違う。 でも日本と同じ温泉マークがあちこちに書かれているし、木々の間から湯煙が立ち上る風景にはやっぱり温泉の風情を感じる。 次回は水着の用意をしてぜひとも入って見たいもの。 しばらく温泉街を散策した後、MRTで台北駅まで戻り、駅の東方にあるネットで見つけたカフェへ行ってみた。 しっくりと落ちついた木作りのインテリアに台湾のアンテイークな小物が配されたおしゃれな作り。 けだるいジャズがより良い雰囲気を出してくれている。 迎えてくれた体のがっちりした若いオーナーは以前バスケットボールの選手だったそうで、カッコ良い。 早速ここの人気メニュー”擂茶”をオーダー。ピーナッツ、ごま、緑茶が入った大きなすり鉢がテーブルに運ばれ、 オーナーの説明とおりにすりこぎで粘りが出るまでする。それに粉茶を混ぜ、ウーロン茶で溶かして飲む。 香ばしい味と香りでおいしい。 すり鉢で丹念に擂る、ゆっくりとお茶を味わう、シックな木つくりのインテリアとあいまって、時が止まったようにゆっ |
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![]() 新北投の露天風呂 |
たりとした時間を過ごせる。 「擂茶」と言うのは台湾でお客様を迎えた時にふるまう伝統的なお茶で、お客様を歓迎する最高のおもてなしなのだそうだが、 何と優雅なおもてなし。これって日本のお茶の作法と似ているように思えるのは文化の起源が同じなのかも。 擂茶は4杯飲んでもまだまだすり鉢の中にたっぷりある。もうこれ以上は飲めないが、残すのも悪くてラップしてもらい持ち帰ることにした。 雨も上がって、「擂茶」のお陰で何だかとても満たされた良い気分となり、早めにホテルへ戻って来た。いよいよ明日からベトナム。 万歩計 18256歩 「阿治擂茶」 台北市市民大道四段82号 Tel 02-8771-6798 |
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9月27日(月) |
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5;30モーニングコール、6;15のバスでホテルから空港へ。7;30発の共同乗り入れのベトナム航空機でハノイへ。所要時間3時間半。
いつもは満席なのに、今日はガラガラ。どうしたことか。 機内のベトナムの新聞の第1面は全面ムーンフェステイバルの写真で、かなり盛り上がっている様子。 字は読めないけれど見ているだけでワクワクする。いやあ明日が楽しみ。 着いたハノイは気温28度。蒸し暑い。 ホテルに着いて、先ずは自転車を借り、ベトナム航空オフィスへホーチミン行きのチケットを買いに行く。 ハノイからホーチミンまでの国内線は今まで外国人料金というのがあり、ベトナム人よりも少々高く、約$120くらいだったのが、 今回からその制度が無くなって、統一され、$97程(ベトナムドーンでは同じだけれど、US$ではレートで変わる。)になった。 これだけ外国人が多くなればそれはもう当たり前でしょう。これもベトナムの国際化ということか。 これでどうにか全行程のチケットが押さえられたので、なんとなく安心出来、その先の「Ha Hoi」へお昼を食べに行く。 ベトナム初ご飯はやっぱり本格ベトナム料理で決めたかった。 ここは目立たないところにあるけれど、その味と落ち着いた雰囲気で地元の人気店。 オーダーした魚のフライとcolza(日本にはない野菜)の炒め物はおいしいけれど、 次々と周りのテーブルへ運ばれる料理にも目移りがする。あっあれも食べたい! 今回は一人なので、たくさん種類が食べれないのが残念。 やっぱりたくさんの友達と来ないと。 昼からはあちこち回って、旧市街の方へ行ったついでにHang Ma通り(冠婚葬祭具通り)へ行ってみた。 普段でも赤と金で賑やかな通りだけれど、Moon Festivalになるとさてどうなることやら、と気になっていたが、 少し前から通りがおもちゃ屋だらけになっていて、近づくにつれ大変な人出。 Moon Festrivalは子どものお祭りだから、子供用の髪飾りやお面、おもちゃ等を売る店が並び、それを物色してまわる家族連れで歩行者天国状態になっている。 呼び声、話声、おもちゃの動く音がうるさく、又赤や黄、金の派手な飾りのぶら下がる下を すし詰め状態で歩くのはエキサイテイングで興奮する。 そういえば昔の日本のお祭りもこんなだったかな?と思いだしたりして。 Oanが自宅近くのお祭りに連れていってくれる事になった。 夕方彼女のオフィスで待ち合わせ、バイクに乗せてもらって5K程離れた彼女の家に。 迷路のような住宅街の中の1軒。ドアなどを作る木工の仕事をしているお父さんの仕事場を抜けて2階のリビングへ。 「狭いでしょう?」というけれど、日本の家に比べたらどうしてどうして。広いし、天井が高い。 彼女のお母さんがいろいろな月餅や果物、料理を持ってきて、もてなしてくれる。 中秋節のお菓子”月餅”には色々な種類があるようで、ここでいただいたのは中に豚肉の脂身や卵の黄身が入っているもの。 甘いけれどお菓子のイメージとは程遠い。味もう〜ん、日本人の好みではないかも。味覚の感覚が全く違い、日本にはない味。 でもあんこの月餅よりは高級のようで、最高のおもてなしをしてくださったに違いない。ありがたい事。 しばらくしてOanが近くのお寺に連れていってくれた。 お寺の庭や本堂が子どものお祭りらしくデコレーションされていて、たくさんの子供達が楽しそうにはしゃいでいる。 そこへ赤と白の子どもの大きな獅子舞が太鼓の音と共に登場し、盛り上がる。 子どもと親達がどんどん集まってきて大変な人垣となり、子供たちの喉自慢大会がにぎやかに始まった。 きれいなお祭りの晴れ着を着た子供達が次々と自慢の喉を披露する。大人も子供も心から楽しんでいるようで、 それを見ているだけで平和になったんだな〜、豊かになったんだな〜とつくづく感じた。 |
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ふと見上げると曇って星は見えないけれど、こうこうと月が輝く。 「きれいね」 「明日は満月だからもっときれいよ」 「日本では月はウサギがお餅を作っている形と思っているんだよ」 「ベトナムは水牛と少年よ」 「へえ〜、ウサギにしか見えないけど」 賑やかで楽しい夜も更け、最後にみんなにお菓子や果物が振る舞われて終わったが、 なんとなく子どもの頃の近くの神社のお祭りを思い出した。 素朴で暖かい。 そして子ども達が多いし、お腹の大きいお母さんも多い。小子化なんて言葉はベトナムには関係なさそう。 きれいな月を見ながらOanに送ってもらって帰ってきた。 今日の万歩計 15534歩。 |
![]() Moon Festivalのお飾りやおもちゃで賑やかなHang Ma通り |
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9月28日(火) |
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6;30に目が覚める。昨日は疲れて、いつのまにか寝てしまっていた。 モーニングを食べにホアンキエム湖のほとりのカフェへ。 どんよりと曇って蒸し暑いけれど、湖面を渡る風は心地よく、水辺のオープンカフェでしばらくゆっくりと時間まで過ごす。 いくらベトナムでもやっぱり稼動するのは8時以降だし。 メールで約束しておいたところへとあちこち顔を出す。考えたら、いつのまにかずいぶんとたくさんの友達が出来、 久しぶりの再会に話し込んだりすると時間ばかりかかって全部周りきれるかな?と心配になってくる。 着いたばかりなのに、まだ4日も、がもう4日しか、と思えてあせってしまう。 そして気が付いたらお昼を食べ損ねていつの間にか夕方に。一人は自由が利くけれど、利きすぎるのも考え物。 歩いているとチラシをもらった。ベトナム語オンリーの商業的なチラシが街頭で配られているというのも珍しいが、 内容はどう見ても海外旅行勧誘のチラシ。 ホテルに帰ってスタッフに説明してもらった。 やはり旅行会社のチラシで中国1週間$485、香港4日$395、タイ5日$220等などなど。どれもドル表示。 それってベトナム人以外も視野に入れての事かな? 「今はお金さえあれば誰でも簡単に海外へ行けるの?」と聞くと、結構中国とかASEAN諸国だと簡単に行けるそう。 そして「これは安い!」と言ってくれたのには驚いた。知らない間に庶民の意識も随分と変わったもんだ。 ほんの2、3年前までは誰もが「海外旅行なんてとても出来はしない」なんて言っていたのに、近頃は結構簡単に海外へ行っている。 Truongさんは今年になって何回シンガポールへ行ったか判らないし、Minh Chiは今年になってもう2回もアメリカへ。 そしてLanさんは「お店改装中にどこか外国に行ってくるわ」なんて言っていたし。 国の政策も随分と変わり、経済的にも豊かになり、それにつれみんなの意識も変わってきようで、 これからますます海外渡航も多くなることだろう。 18;00にVANさんが会いに来てくれ、一緒に彼女おすすめのコムビンザン(お惣菜屋さん)へ行き、 おいしいスープのブン(春雨)を食べる。 その後口直しに連れて行ってもらったのが卵の黄身を入れたコーヒーを出すカフェ。ハノイで1軒だけだそう。 聞いた時はコーヒーの中に卵の黄身が浮かんでいるのを想像して、飲めるかな?と思ったけれど、 出てきたのはコンデンスミルクと卵を混ぜて暖め、クリーム状にした物をコーヒーの上に乗せた物。 味はコーヒープリン、もしくは卵入りカフェラテとでも表現したらいいかな?なかなかおいしい。 作り方を聞いてもらったけれど、企業秘密だそうで教えてくれない。しばらく通って研究せねば。 その後VANさんがMoon FestivalだからとHangMa通りへと誘ってくれた。昨日のあの混みようからして本番の今日 |
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![]() 夜のHang Ma通り、赤いちょうちんが通りに並ぶ |
はどうなるのだろう?と
興味があった。がベトナムでは中秋の名月の日は自宅で家族と過ごすのだそうで、昨日ほどの混みようではない。
が人はまだまだ多い。 通りには月餅も飾り物もまだまだたくさん売られているけれど、明日からこれはどうするのだろう? その後ホアンキエム湖のはずれのデパート見学に行き、湖を1週して帰ってきた。 朝からの曇り空を眺めては、今日の本番に月は見えるのだろうか?と心配していたら、帰り道、星は見えないけれどきれいな満月が東の空に出て、しばしVANさんとたたずんで見る。 中秋の名月をちゃんと見るなんて何年ぶりだろう? それもベトナムで見るなんて、おかしいような不思議なような。 でもここで見る満月、私にはやっぱり水牛と少年ではなくウサギの餅つきにしか見えないのだけれど。 万歩計 22715歩。いや〜よく歩いた。 足が重たくて痛い。 |
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9月29日(水) |
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昨日歩きすぎて疲れ、起きるのも遅いし、体が重たくだらしい。 朝はあまり食べる気にもなれず、旧市街の路地の生フルーツジュース屋さんへ行く。 色々な果物を切ってガラスのコップに入れ、コンデンスミルクやかき氷をかけたのを混ぜて食べる。 程よい甘さと生の果物が冷たくておいしい。これなら食欲が無い時でもOK! 旧市街は昨日、おとといの賑わいが嘘の様にまたいつもの状態に戻ってしまっている。 祭りの為に急遽おもちゃ屋に変身していたたくさんのお店もいつの間にか元のお店に戻って。まるで何事も無かったかのように。 今日は朝から良い天気で暑い。日焼け防止の長袖シャツが暑くて、歩いているだけでじっとりと汗ばんでくる。 ペットボトルの水を持ち歩かないとすぐにのどが乾く。 ホテル近くを見て歩くと、新しくオープンしたところがたくさん。以前はお店など1軒もなかった通りだったのに、 いつのまにか土産物通りになってしまった。 そして今回、通りが一方通行になっているのに気がついた。これも車が増えたせいか。片側に車が縦列駐車をしている。 他でもあちこちに駐車する車が増えたが、これからますます増えるであろう車。駐車場は殆どないし、どうするんだろう? ちょっと心配になってくる。 お昼はこちらにお住まいのSさんと一緒に「No Noodles」へ。ここは麺がなくてサンドイッチのみのお店。 フランスパンにたっぷりとはさまれた野菜やハム等のサンドがおいしいところ。 変貌著しきベトナムの現状の話を聞きながら、久しぶりのおいしいフランスパンをしっかりと味わった。 午後からは近場を周るので、歩いて行く事にした。自転車は便利だけど、お店に入る度に止めてはカギをかけ、 見終わると開錠してまた次のお店へ。これが結構面倒くさい。かといってカギをかけないのは盗難の可能性が有るので 危ないし。 お店が固まっている所等は置いていきたい気になってくる。 それでいくつものお店に立ち寄るときは歩いてまわる。 |
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が歩きはお荷物のない身軽さもあって、次々とお店を見て歩くうちにとんでもなく遠い所まで行ってしまい、
時に「ここまで歩いてきたの?」とビックリされることも。 そして車が増えるにしたがって増えてきた一方通行。自転車もその対象となり、 ほんのすぐ近くでもぐるっと回って来ないといけない事もあり、面倒。 自転車は以前ホテルから一日$1でレンタルしていたけれど、この頃はホテルスタッフのハンちゃんが「勤務時間中は使って良いよ」と 貸してくれる。 ありがたいのだけれど、盗難にあったり傷をつけては、と余計気がかりで。 夜は旧市街の「Quang An」へ。家庭的な雰囲気が人気で、歴史のある有名ベトナム料理店。 見落としそうな表の店構えだけれど、中は地元の人達や観光客で満席。 どうにか座れたが、すぐに後からいらした日本人男性二人と相席にさせられた。 私は今まで食べたことの無い物を、と探してうなぎのスープとうなぎと春雨の炒め物をオーダー。 お二人はアヒルとウサギの料理を。 お料理が運ばれてくると他人のは美味しく見えるもので、どちらもお互いの料理に興味津々。 いつしかどちらからともなく話し掛け、お互いの料理をつまませてもらう事になった。 どれもおいしく、特に初ウサギはおいしかった。 いつか何処かでオーダーしようか迷って、やっぱりかわいそうと止めたけれど、これからオーダーの可能性あり! 万歩計14932歩。 あちこちで話しこんでいたら、歩数はあまり伸びないな〜。 |
![]() 旧市街 |
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9月30日(木) |
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6;00に目が覚める。疲れているはずだけれど、思ったより元気。 朝食を食べに旧市街へと行ってみる。 MyMa通り近くのカフェでベトナム風モーニングセットとやらをオーダー。 スモールサイズのフォーとジュース、コーヒーで30000D(240円位)。フォー1杯は多すぎて朝からは食べれないけれど、 この量ならちょうど良い。そして冷たいバナナジュースのおいしい事。しばらくゆったりと過ごす。 午前中はTroungさんと陶器のバチャン村へ行く。 ハノイの市心から約30分のいつもの道中、毎度いろいろな話をして行くのだけれど、 今日は近頃ベトナムでも出来はじめたATMのことを聞いてみた。 急速に普及し始めたようで、Truongさんもそのためのカードをもう作っていて、自慢気に見せてくれた。 段々と日本や欧米との格差がなくなってきている。 「日本では近頃携帯で買い物が出来るんだよ。」とちょっと先取りの自慢をしたけれど、これもできなくなるのは時間の問題かな? そして今回気がついたのはどこのネットカフェのPCもOSがXPに変わっている事。ADSLの文字もあちこちに見かけるようになった。 おかげで以前に比べると随分と早くなったし、トラブルも少なくなった。 トラブってネットカフェ全員でなおるのをじっと待っていたのはほんの先日の事なのだけれど。 教会の横の小さなカフェでお昼を食べた後、昨日連絡を取って伺えることになったベトナム映画局へタクシーで行く。 西湖の近く、その外見は質素な古い建物だけど、通された会議室は調度品なども立派で、さすが。 そこで先日福岡のアジア太平洋映画祭でお会いしたDoさん、そしてGeneral DirectorのNguyenさんが歓迎してくださった。 Doさんがベトナム映画の現状や配給状況などいろいろな話をたっぷりと聞かせてくださったが、 その語り口は熱く、海外を視野に入れてのこれからのベトナム映画界の動きは期待出来そう。 国もかなり力を入れだしたようで、こんなところにも経済的に安定してきたベトナムを感じる。 なかなか日本で公開の機会の少ないベトナム映画だけれど、これから見る機会も多くなることでしょう。 (図々しく押しかけ、つい面白くて話し込んでしまったけれど、親切に対応してくださって感謝!) ハノイに着いてから「50 10-10」の看板がたくさんぶら下がっていて気になっていた。 何か、と聞いてみたら、今年の10月10日はハノイがフランスからの開放50周年だそうで、 そのお祝いのために町中が盛り上がってきている。 今日はホエンキエム湖のほとりの広場に大きな舞台が出来ていてイベントがあるようだし、 もうしばらくするとそのために湖の周りは車、バイクは通行禁止になるとのこと。 また10月7日、8日はASEMも開催されるようで、そちらも重なっての盛り上がりよう。 毎回来るたびに何かの行事にぶち当たりラッキー、なんて思っていたけれど、 どうもイベント、記念日が多すぎるのでは?と近頃思い出した。 それはたくさんの国の支配を受けた長い歴史からやっと独立し、豊かになってきた表れでもあるだろう。 夕方VANさんが迎えに来てくれご自宅へ招待してくださった。 手料理のベトナム家庭料理をたくさん作ってくださって、 ご主人様、お嬢さん達と一緒にご馳走になる。 |
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![]() モーニングを食べに行った小さなカフェ |
上のお嬢さんは来年4月から東京へ留学なさるそうで、練習、と言って私の横に座り、日本語で話す。
今はそれがうれしくてたまらない、と言った風で、色々な話題に花が咲いた。 ちょうど付けられていたリアルタイムのNHKのニュースで、初めて台風21号ですごい被害が出たことを知った。 幸い福岡はたいした被害でもなかったようだけれど、いないときに台風、と聞くとやはり心配。 VANさんのバイクに乗せてもらってホテルまで送ってもらったが、途中の道は赤い横断幕がいっぱい張られ、 また街灯にもたくさんの派手な旗がはためく。 それだけで二人とも気持ちが盛り上がってきて、それを楽しむ為に、とずいぶん遠回りしてくれた。 今日の万歩計 15194歩 |
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10月1日(金) |
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今日も朝から良い天気で、しっかりと暑い。 8;30にモカカフェでLANさんと待ち合わせ。 彼女の雑貨ショップはとってもおしゃれで大好きなのだけれど、今ちょうど改装工事で3週間のお休み中。 色々と話も聞いておきたかったので、連絡をとって会う約束をした。 スタイルも良く美形でいかにもキャリアウーマン、と言った感じの彼女は素敵なシルクの服で現れ、 ショップの製品のこと、そのコンセプトや計画などをたっぷりと聞かせてくれた。 がなんと彼女のご主人はシンガポール人で、インドネシアでインターナショナルな仕事をしていて世界を飛び回わり、 数ヶ月に一度しかハノイに戻らないそう。 そしてシングルだとばかり思っていたのに3歳になる息子がいて、 今は毎日幼稚園の送り迎えを楽しんでいると言うので、ビックリした。 仕事の話をしだすときれいな英語で熱っぽく語り、とてもママさんオーナーには見えなかったけれど、 話していてベトナムの女性のパワー、いや彼女のそのパワーに驚かされ、しっかりとそのパワーをもらった気がした。 旧市街を歩いていたらドハデな民族衣装のおばさん達が連れ立って歩いていて、観光客達がみんな写真を撮っている。 その後をついて行ったら、進入禁止で歩行者天国となったホアンキエム湖の周りに、色々な民族衣装の人達がたくさん集まっていて ベトナム式大名行列が始まる様でかなり大掛かりなイベントのよう。 聞けばパレードは19;00にスタートして湖を1週するのだそう。 見たかったけれど、19;00にVANさんと約束していたので、スタートを見ずにホテルへ引き上げた。 ハノイ最後の日だから、と来てくれたVANさんにイベントのことを聞くと、今年から「OCTORBER FESTA」として、 10月1,2,3日は旧市街を保存する為の御祭をやるのだそう。 |
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誘われるままに湖のほとりに行くと大きな2組の蛇踊りが広場で舞い、舞台ではダンサー付きの歌謡ショー。
そのテレビ中継もあっていて、それは大変な混雑振り。 そう言えば町中がいつのまにか赤くなっている。特に旧市街の通りは赤や小旗の横断幕、 各家の軒にはベトナムの国旗と赤い提灯が下がりそれはきれい。 沿道には女子高校生が制服の白いアオザイを来て国旗の小旗を持って並び、 そこを蛇踊りが勇壮に踊りながら進む。 その後をたくさんの人達が通りを埋め尽くしてドンスアン市場まで着いていった。 ドンスアン市場もきれいに飾られ、ライトアップされている。こちらでも歌謡ショーが行われ、たくさんの人が楽しんでいる。 真っ赤に燃えるような通り、沢山の人達の盛り上がり。その中にいるだけで興奮してしまう。 イベントや記念日が多い国だ、と思うけれど、長い間他国に支配され、虐げられ、幾多の戦争を体験して来て やっと今の平和を勝ち取ったベトナム。それぞれの歴史の記念日は重要な事だし、後世に伝えねばならない事だろう、 と奇麗な衣裳を着て楽しそうに歌い踊るダンサー達を見て思った。 明日早朝出発にもかかわらず、夜遅くまで祭を楽しんで、ハノイ最後の日は今まででいちばんエキサイトする日となった。 今日の万歩計22145歩。 |
![]() パレードへ参加する民族衣装のご婦人 |
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10月2日(土) |
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ホテルの清算をして、パッキングをして横になったら、預けておいたパスポートとAIRチケットを受け取ってない事に気がついた。
そのまま出発したら大変。 夜中に起こすのもかわいそうだし。朝すぐ思い出す様にあちこちに張り紙をしたが、気になって眠れず、ほとんど徹夜。 モーニングコールの時にちゃんとスタッフが言ってくれたけれど、危ない危ない。 ボーっとした状態で5;00予約したタクシーに乗りこむ。 7:00ハノイ発ベトナムAIR国内線ホーチミン行き。 約2時間半で着いたホーチミンは気温24度。曇っていてハノイよりは少し涼しい。 またまた自動車が増え交通渋滞がひどくなった。ドライバーはあちこち迂回して抜け道を行ってくれる。 これから先どうなることだろう? ホテルへ荷物を置いて早速街中へ出てみたが、ハノイに比べるとやはり日本人、外国人観光客が多い。 赤に染まったハノイに比べ、こちらは旧市街保存運動のオクトーバーフェスタや10月10日ハノイ解放記念日の横断幕や旗も無く、 時々ASEMの旗を見かける程度。もちろんホーチミンには関係ないことだろうから 当たり前だと思うのだけれど、もともとの国が違う、と良く言われるそれをちょっと感じてしまう。 あちこちの御店をのぞいて回っていて、とあるショップのご主人と立ち話となった。 その方はストリートチルドレンの自立支援をなさっているそうで、自立の為に技術を覚えさせ、 出来た製品を販売なさっているのだそう。 その内容を熱く語り、機会があれば仕事場に来てみんなにあって欲しい、との話を聞いて感動してしまった。 お互い意気投合してもっと話そうという事になり、とうとう御店を閉めて近くのカフェで御茶を飲みながら、 ベトナムの現状や映画の話、日本の事などタップリと話した。 私には随分と豊かになったように思えるベトナムだけれど、底辺はちっとも変ってないそうで、 一庶民の生の声として考えさせられる。 |
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![]() ホーチミンのレロイ通り |
短い時間の滞在では表面的な極一部分しかわからないし、お付き合いしている人達はどんどん豊かになっていくのだけれど、
知らないベトナムがまだまだ多いのを実感させられた。
ベトナムの抱えている沢山の問題を少し垣間見せてもらったような... あちこち歩き回ってそろそろホテルへ戻ろうか、と思ったら雨が降り出した。 ちょうどベンタイン市場を出たところだったので、真ん前に毎晩できるナイトマーケットで雨宿り。 激しい雨で時々雨漏りする中では食べる気にもなれず、ビールを飲みながら止むのを待つ事に。 がいつもなら1時間弱で止むのに待てども止む気配がない。仕方なく雨の中を走って帰ったが、夜中になっても降り続いた。 ベトナムで久しぶりに長雨に出会った。 万歩計14244歩 |
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10月3日(日) |
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昨日の雨がうそのように朝からしっかりと晴れて暑い。 早起きして市場へ行く。新鮮な食料、たくさんの買い物客の熱気、物売りの威勢の良い声にパワーをもらえる気がして、 朝の市場が大好き。ベトナムへ来たら一度は立ち寄らずにはいられない。 市場の魚売り場。ハノイは川魚がほとんどだけど、こちらは川魚と海の魚もたくさんの種類が売られている。 鰺や鯖に混じって秋刀魚が売られていて驚いた。ベトナムで秋刀魚を見たのは初めて。秋かな〜? 歩いていると新しいフランスパン工場を見つけた。人気のようで次から次へとお客が来ては数10本づつ買っていく。 大型の4段のトレーでたくさん焼かれているがなんと薪で。 写真を撮らせてもらって1個1000円(7円)で分けてもらったが、焼きたての香ばしい香りとパリパリの皮、 ふんわりの中がたまらない美味しさ。また市場へ行く途中の楽しみがまた増えた。 10;00に昨日のショップのご主人の所へオーダーしておいた品を取りに行く。 またしてももっと話したい、と言うことで食事に誘って下さった。お店を閉めて、バイクに乗せてもらい、 移動しながらどこへ行くか散々迷った挙げ句、私お薦めのベンタイン市場裏のフェ料理の店へ行った。 オーダーしたのは「はまぐりのスープかけ丼」とでも言いましょうか。貝のスープをかけて食べるご飯がおいしい。 ここへは彼は初めて来たそうで、何度も「美味しい!」を連発しては喜んでくれた。 いろいろな話から「袖の下」(UNDER THE TABLE)の話になった。 以前、乗っていたタクシーが駐車違反で捕まった時の話から警察に袖の下が効くかどうか聞いたら、効果あり、 で約10%でカタがつくそう。 そして政治献金の事も。日本とても多々あるけれど、社会主義の国は多いと聞いていたので、興味深い。 聞けばやはり日本どころではないらしく、庶民の生活は変わらないのに、政治家や官僚の腐敗振りには憂慮しているのだそう。 他にもいろいろと面白い話をたくさんしてくれたが、お店もあることだし、次回の再会を約束して別れた。 |
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ドンコイ通りをぶらぶらと歩き回った後、 ちょうど来る時の機内で見つけてどうしても食べたかったDONG SONのランチセットメニューを 食べに行く。 近頃ベトナムでもセットメニューを出す店が多くなったけれど、写真で見る限りおしゃれで美味しそうで$6とは! 広い店内もシックな作りで良いムード。 出てきたセットはきれいに盛り付けられ、少しづつたくさんの種類が食べられるのが嬉しい。 それにしても今日は朝から良く食べている。ハノイではあまり食べる時間も無かったけれど、余裕かな〜? ベトナム最後の日。まだまだしたい事、行きたい所、食べたい物あるけれど、どうにか落ち着いた。 万歩計22812歩。 |
![]() おしゃれなDong Sonの店内 |
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10月4日(月) |
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帰ってしまうのがもったいないような朝から快晴の良い天気。 パッキングも終わって清算にホテルのフロントへ降りてきた。 カードで支払おうとすると、カードマシンが壊れて使えないとのこと。 現金は全て使い果たしてしまったし、どうしよう?と思っていたら、ATMで降ろしてきたら、とスタッフが提案してくれた。 近頃急速に出来始めたATM。初体験するのも良いかも。いやこれしかない!で、やって見る事に。 お札の種類は多いし、ちょっと降ろそうと思ってもかなりの札束になるので、どうやるのか気になっていたATM。 スタッフに着いて来てもらって、近くの銀行のATMで恐る恐る操作。 カードを入れ暗礁番号を入力するまでは同じだけれど、お金は50000ドーン(約¥350)の倍数の金額が画面に出てきて、 希望の金額を押すと50000ドーンのみの紙幣が出て来た。思ったより簡単に引き出せ、ちょっとびっくり。 海外ではカードが出てこなくなる事も多々あると聞いていたし、ベトナムのはちょっと怖かったけれど、これは便利で簡単。 これから最後の最後の頼みの綱になりそう。世の中どんどん便利に、そしてグローバルになっていく。 ATMに行ったり、ネットをチェックしたりしているうちに時間がなくなり、朝食を取り損ねた。 仕方なく近くのシントー(シェイク)屋さんでバナナシェイクとバナナケーキをテイクアウトにしてもらい、 8:00に予約したタクシーに乗り込んで食べる。 |
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![]() 朝ごはん代わりのバナナケーキ |
ココナッツミルクとバナナがたっぷりと入ったケーキはボリュームもあって美味しい。
これが今日の朝ごはん、そして今回のベトナム最後の食事となった。 タンソンニャット空港はまたしても拡張工事中。基礎工事の鉄塔が空港ビルの横に何本も立ち並ぶ。 ますます海外からのお客さま、飛行機による国内の移動が多くなるのだろう。 30分遅れで離陸したCHINA AIRは台北でも又遅れ、10分遅れて少し肌寒い福岡にやっと着いた。 今朝までのあの賑やかな通りが懐かしいような気もするが、やっと気持ちを落ち着かせられる静かな我が家。 ほっと一息着いてさてこれから、と。 忙しかったけれど楽しかったし、色々な人に会えて充実した日々。その余韻に浸る余裕も無く、 又普通の日常にいつの間にか戻っている。 万歩計5872歩。 今日は一日飛行機の中。歩いてないなあ〜。 |
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