||||||||||  Madam のベトナム日記  ||||||||||

= 2005年6月28日〜7月6日 =

6月28日、トランジットデー
6月29日:ハノイ1日目、銀行へ、蓮池を見に
6月30日:ハノイ2日目、カード受け取り日
7月1日:ハノイ3日目、生ライチ、まかない料理
7月2日:ハノイ4日目、ハロン湾
7月3日:ハノイ5日目-ホーチミンへ
7月4日:ホーチミン1日目、変わる町、「ホイアン」
7月5日:ホーチミン2日目-チョロン、Jちゃん
7月6日:帰国

 ● 6月28日(火)                                      トランジットデー

 これまではほとんど10;00や11;00の出発だったので、目覚しをかけて4時とか5時に起きていたけれど、 今回は午後の便なのでゆったりと寝れる。
 と思っていたのに、5時に目が覚めた。まるで子供の遠足。やっぱり興奮しているのかも。

 午後の出発は本当に楽。空港が近い事もあるけれど、午前中に忘れていた物を買いに行ったり、郵便局に発送に行ったり。 余裕で午前中を過ごす。
 早めの昼食を取って、タクシーで空港へ向かったが、シーズンオフなので空港も飛行機もかなり空いている。

 13;45発。今回初めてアシアナ航空を使うが、ほんの1時間半でソウルのインチョン空港へ到着。 新しい空港だけにきれいで、設備も充実しており、とてもわかりやすい。迷路状態の台北とは雲泥の差。
 東南アジアのハブ空港となるべく、DUTY FREEも充実しているし、トランジット客を退屈させない工夫もいろいろ。
 暇に任せて歩き回っていて、たまたま見つけた伝統工芸無料体験教室。誘われるままに韓国の凧を作ってみた。 1個作ると「上手だから、もう1個どう?」とおだてられて結局3個も。 おかげでどうにかトランジットの時間も退屈せずに過ごせたけれど。

 19;30発ハノイ行きは満席。韓国からのツアー客が多い。 ベトナムは人気なんだろうな〜。
 出てきた機内食はハンバーグのようだけれど、さすが韓国。キムチとペースト状の唐辛子のチューブが付いている。 キムチは食べたけれど唐辛子のペーストはちょっと辛そうで。 でも隣のご婦人はそれをご飯とハンバーグにたっぷりとかけて混ぜては美味しそうに召し上がっていらっしゃる。 見た目は美味しそうだけど、かなり辛そう。やっぱりちょっと無理かな。

 約4時間で夜も更けた21;35、ハノイに着いた。
 今日はラッキーな事にブリッジを使っての空港ターミナルビルへ移動。飛行機を降りるとさすがに蒸し暑い。

 タクシーで市内のホテルへと向かうが真っ暗でほとんど何も見えない。 が空港を出てからすぐに派手なネオンサイ
ンが点滅している。
 何かな?と思ったら、幹線道路のすぐ横にずらりと並んだ建設中の豪華な1戸建て住居の宣伝用。 「庭付き豪華一戸建て、空港近し、交通の便、日当たり環境良好」とでもなることでしょうか。 さてどんな人たちが買うのかな?

 ホテルに着いたのはもう23時近くになっていた。 スタッフが待っていて、喜んでくれたが、なんとなく疲れてて、挨拶をしただけで、そのまま寝込んでしまった。
 飛行機での移動だけでも結構疲れるものです。

 今回も自分の行動の証とするために万歩計を持参。
 今日は13091歩。一日飛行機の割には。 インチョン空港で端から端まで歩いたからな〜。
ベトナム雑貨アシアナ機内食
     キムチと唐辛子のペーストの付いた機内食

 ● 6月29日(水)                          ハノイ1日目-銀行へ、蓮池を見に-

 昨日は夜遅くに着いたので、見れなかった町を早く見たくてわくわくしていた為か5時に目が覚めた。 薄暗い町中へ出てみたいけれどスタッフはまだいない。仕方なく部屋で本を読みながら時間をつぶす。
 6時半、スタッフがシャッターを開ける音が聞こえた途端に部屋を飛び出し、朝の市場を見に行った。

 まず行ったのはすぐ近くの朝の市場。活気があって新鮮なみずみずしい食材から元気をもらえる所。 今は旬の果物がたくさんあって、おいしそう。久しぶりの市場がうれしい。
 市場の途中で見つけたミン(卵麺)屋さんでベトナム初ご飯。おいしい麺を食べると、やっと来た〜、と実感できる。

 今日は前回ねらっていたのに時間がなくてできなかった銀行口座とATMカード作り、そして両替にVIETCOM BANKへ8:00に行く。
 いつもは日本でUSドルに換えて持って来ていたけれど、可能になってきたので、 直接ドーンに変えようと今回は半分日本円を持ってきた。以前は直接なんてとても出来なかった事。
 とりあえず3万円を両替すると4259100ドーンに。以前だととんでもない分厚い札束になったので、少々心配したけれど、 今は高額紙幣も出たので差ほどでも無い。やっぱり手数料とかを考えるとこれが一番かも。
 そしてトラベラーズチェックもどうにか使えるようになったようで、より便利に国際レベルにどんどんなっていくベトナムです。

 口座開設は訪ね歩いてやっと窓口へ到達(尋ねるとそれぞれ言う窓口が違う)。
 言われるままに書類に書いてどうにか出来た。でも通帳はなく、誰の名前か分からない人の名刺に口座番号と名前が書いてあるだけ。 大丈夫かな?ちょっと不安になる。
 それを持ってほかの窓口へ行きカードの手続きを。こちらは100000ドーン(約750円)預けたら7月4日にカードを取りに来て、 との事だったが、「来れない」と言うと「あと100000ドーン預けるとインスタントで午後に出来る」とのことだったので、 そちらをお願いした。たった100000ドーンでそんなに違うのか。100000ドーンの威力を思い知る。
 こちらもなんとか出来たけれど、さてこれから預けたお金とカードはどう利用出来るかな?

 ホテルへの帰り道Lanさんの店へ寄り、話し込んでいたら急に雨が降り出し、それもバケツの底が抜けたような激しい雨。 見る見る内に前の道路は冠水し、動けなくなってしまった。
 「すぐに止むかな〜?」「1時間位は降るよ」仕方なく雨宿りをさせてもらうことになった。
 「どうせお客さんも来ないことだし」。お茶やお菓子を出してもらい、家族のことや仕事のことを二人で話す。
 前の道は20cm程冠水。でも車もバイクも自転車も難なく水しぶきを上げて通る。 故障でもしないのかな?と心配になるが、慣れているようで。 結局1時間半程してやっと雨は止んだ。

 夕方Lanさんに聞いた蓮池のあるWATER PARK近くまで行ってみることにした。
 タクシーに乗ったは良いが、かなり遠い(50000ドーン)。 途中の両側が蓮池になっているところで降ろしてもらい、写真を撮る。 朝開く蓮の花も今はつぼんだ状態。だけど葉っぱの茂るあちこちのピンクのつぼみはとってもきれい。

 ふと振り返るとそこに大きなレストランが。名前は「SEN(蓮)」。中でたくさん蓮の花が見れそうなので、聞いてみた。
 「蓮の花を見たいんですが」「ブッフェですが、よろしいですか?」
 どうも話が食い違う。仕方がないので食べることにして、また聞いたら一番奥の蓮池にせり出した席へと案内してくれた。
ベトナム雑貨蓮池
           ずっと向こうまで続く蓮池
 そこははるかかなた(まるで地平線)まで絨毯のように蓮池が広がり、それは絶景。しっかりと写真を撮って、しばらく座り込んで堪能。 今回の訪越の楽しみを一つ達成したような。
 入り口近くの席へ案内してもらってブッフェをオーダー。たくさんの種類のベトナム料理がうれしい。
 そういえば今日も駆けずり回っているうちにお昼を食べ損ねていたのを急に思い出した。
 早い時間でたった一人だったのに、韓国人のツアーの団体などがたくさん来て、いつの間にかアット言う間に広い店内は満席になった。 日本人はあまり来ないそうだけれど、ライブ演奏もあって楽しい雰囲気。
 蓮池をわたる風が涼しく、おいしい料理に舌鼓を打ちながら良いデイナータイムを過ごし、 満足してとっぷりと日の暮れた蓮池を後にホテルへ帰ってきた。

万歩計 16847歩

 ● 6月30日(木)                            ハノイ2日目-カード受け取り日-

 今日は少し朝寝坊。と言っても7時に起きる。早速身支度を整えて銀行へカードを受け取りに行く。

 ホアンキエム湖のほとりを歩いていると、夏休みなのか子供達が多い。その中で手製の簡単な釣竿で魚釣りをしている子供達。 昨日の激しい雨で増水しているが、何か釣れるのかな?
 見ていると種類はわからないけれど小さな魚を結構釣り上げている。大きい子が小さい子に色々と教えて。なんだか懐かしいような光景。 今の日本ってこんなの無くなったな〜。

 朝食は昨日見つけておいた銀行の真裏のおしゃれなカフェでフォーを。 歩いている時も必ずおいしそうな所はチェックしておく。
 クーラーの効いた涼しい部屋に白いクロスのかかったテーブル。こぎれいなここのフォーは薄味で、 ネギや鶏肉のトッピングもすべて細く切った上品な作りで、美味しい。 路地のフォーも美味しいけれど、雰囲気と言うのも味のうちだな、と実感。

 カードは昨日に比べると随分と簡単にもらえたが、さてこれからどうやって使えるのか、いまいちわからない。 ちょうど同じくカードを受け取りに来ていた女の子達に「暗所番号とかどうするの?入金ってどうするの?」
 親切に寄ってたかって教えてくれるが、いまいちシステムがわからない。使いこなすまでには相当時間がかかりそう。 でもまあどうにかベトナムのカードでATMだけは使えるようになったんだ。

 帰り際にフット振り向くとそこにDO君が。 彼はおしゃれな雑貨ショップを経営していたけれど、ほんの1ヶ月前から連絡が取れなくなっていた。
 声をかけると彼もびっくり。まさかこんなところで会うとは!
 事情を聞くと、海外取引が多いので、ショップをたたんで郊外の工房のみにしたのだそう。 これからはネットのみでオーダーを受けるという。事業が大きくなったと言うことなのだろうけれど、 ショップもおしゃれだったし、私にとってはち  
ょっと不便になったかな。

 帰り道、昨日電話で連絡を取ったMINH CHIの店へ寄る。
 彼女もアメリカへの輸出をメインにした素敵な雑貨ショップを経営していて、毎年アメリカへ行っていたけれど、 今回ショップを閉めて工房のみにするそうで、昨日今日がその引越し日。今日しか会えない、ということだった。 引越し荷物のちらかるショップの片隅で、再会を喜び、これからのことを話す。

 Do君もそうだけれど、近頃海外取引しているショップで工房のみにしはじめた所が多い。 Binhさんも、Thamさんも。ショップも賃貸料や人件費など大変だとの事。良い取り引き先が出来るとショップは必要ないようで。

 夕方VANさんが迎えに来てくれてご自宅へ招待してくださった。
 3階建てだったご自宅を近頃5階建てにし、3階までを貸して、4.5階をご自宅になさった。 新しいご自宅はおしゃれな広い部屋が出来、又最上階には空中庭園まであって、びっくり。こんなに簡単に作れるものか。
 そしてたくさんのベトナム料理を作ってもてなしてくださった。
 食後に話しながら見るリアルタイムのNHKニュース。日本でダムの底が見えるひどい干ばつの映像はご夫妻を驚かせる。
 「こんなにひどいの?」「帰ったら断水かも知れない」「そりゃ大変だ」
 なんとも、なんとも。あこがれの日本も形無し。

万歩計 18705歩
ベトナム雑貨魚釣り
  ホアンキエム湖のほとりで子供達が魚釣り

 ● 7月1日(金)                        ハノイ3日目-生ライチ、まかない料理-

 今日もちょっと寝坊。少しづつ疲れが出てきている。
 ホアンキエム湖のほとりのカフェへモーニングを取りに行く。 どんより曇って蒸し暑いけれど、みんなは「今日は涼しい」と。 でもここは湖面を渡る風が涼しいので、少し楽。

 蓮の季節と思って来たのに、3年前に比べると随分と花売りも少ないし、ショップなどで飾っているところも少ない。 聞けば住宅建設などで随分と蓮池も減ったそう。発展目覚しいベトナムをこんなところにも感じる。
 でも「BROTHERS CAFE」ならきっとたくさん飾ってあるに違いない、とお昼を食べに行ってみると正解! 入り口に4鉢、中にもおしゃれな空間のあちこちにたくさん活けてあって、今回で一番まとまって蓮の花を見れた場所だった。
 もちろんブッフェはおいしいし、寺院を改装した空間は落ち着ける。しばし歩き疲れた体を休める。
 それにしても暑い!水ばかり飲んでいる。

 今は果物のおいしい季節。みずみずしい新鮮な果物がたくさん売っている。
 特に大好きなライチは枝付きの束が2K位の単位で。食べたかったので、買ってみることに。
 最初の天秤棒のおばさんは1K20000ドーン。ちょっと高いかな?次は18000ドーン。 それが買う気が無い態度を取るとすぐに値段を下げてくる。
 地元の相場がわからないので、Oan立ち会いの元で買ったらなんと2Kで18000Dだった。
 買ったは良いが多すぎてOanのオフィスに半分、ホテルスタッフにまた半分と分けてもまだまだある。 でも水分たっぷりのみずみずしいライチはおいしく、食べだしたら止まらない。

 夕方スタッフのHangちゃんがいわゆるまかないご飯を食べない?と誘ってくれた。断るのも悪くて食べさせてもらう。
 同じく泊まっているメキシコ人とインドネシア人のおじさんたちも一緒に。
 彼女が作ったという鶏肉とトマトの煮込みと牛肉の煮込みはやわらかくておいしい。 おじさんたちも「おいしい!」を連発。
 「日本では料理上手な女性は良いお嫁さんになるというのよ」、と言うとはにかむ彼女。 素直でかわいい。
 ホテルスタッフたち同士の会話はベトナム語。おじさん同士はどうしてかスペイン語、そして私に対しては英語。 いろんな言葉が飛び交って面白い。

 おじさんたちが先日のJR伊丹線の事故のことを聞いてきた。海外でもニュースになっていたようで。
 「ひどい事故だったようだね。」 「どうしてあんな事が起こるんだ?」
 「日本人は時間にうるさいから、その遅れを取り戻す為にスピードを上げたためらしいよ。」
 「少しくらい遅れたっていいじゃないか。」「日本人は時間に正確でないとダメなんだよ。」
 外国人にはどうもそこらへんがわからないようで。

 思いもかけずに誘われたので、つい乗って食べてしまったが、夜ご飯を一緒に、とOanと約束していたので、 21;00に彼女のオフィスに行く。
ベトナム雑貨生ライチ
    これだけの生ライチが18000ドーン(約150円)
 バイクに乗せてもらって彼女お勧めの旧市街のお店へ。
 人気の店のようで満席。緑豆に味をつけて炊き込んだご飯の上にフライドオニオンと鶏肉の千切りを載せたもので、 簡単なのにとってもおいしい。
 まかない料理をたくさんたべていたのでとても食べれない、と思っていたのに、しっかりと食べてしまった。

 その後ハンザ市場の近くの砂糖きびジュースやさんへ。
 夜遅くにもかかわらず次々と来るお客さんのために次々と砂糖きびがローラーで搾られてジュースが出てくる。
 Oanがオーダーしたのはビニール袋へジュースを入れ、ストローをさして輪ゴムで縛ったテイクアウト用。 飲むと冷たくて甘くておいしい。
 お土産としてホテルスタッフの分まで買って、ホテルへ帰り、みんなで飲みながら井戸端会議。 いろいろな話をしながら楽しい時間をすごした。

万歩計15157歩

 ● 7月2日(土)                                   ハノイ4日目-ハロン湾

 朝から小雨がぱらつく。参ったなあ。
 今日は今回できれば行きたい、と思っていた念願のハロン湾へ行く日。
 いままでも行きたかったけれど、片道3時間強の日帰りはちょっとつらく思えたし、丸々1日取るのがなかなか難しくて。 でもみんなが薦めてくれるので、どうにか時間を作って、昨日の夕方ぎりぎりにOanのツアーデスクに申し込んだ。 日帰りで$20は安い!

 7;30にホテルへピックアップに来てくれ、シンカフェオフィスで乗り換えた満席の中型バスは一路ハロン湾へ。
 同乗の中に日本人のグループ4人の方がいらしたので、話したらなんと福岡の方たちでびっくり。その中のお一人は中高の同窓生だったので、 またびっくり。共通の知人もたくさんいて、二人して随分とローカルな話となった。よくもまあこんなところでお会いするもんだ。
 悪いことは出来ないなあ。

 途中休憩時間を取って、3時間半でハロン湾へ到着。
 世界遺産になっているハロン湾は海に突き出たたくさんの岩山が独特の光景を作り出している不思議な世界。 たくさんの外国人観光客が来ている。
 木のジャンクに乗って、鍾乳洞のある島へ降りて見物したり、 小さなボートに乗り換えて岩場の近くまで行ったり。 お昼はジャンクの中でおいしいベトナム家庭料理が出る魅力満載の4時間のクルーズは、島を見ながらたっぷりと楽しめる。
 雨も止み、曇っていたけれど、 はるかかなたの島がかすんで見える情景は幻想的。暑くもなく良いハロン湾日和となった。

 ここの鍾乳洞はすばらしい。設備も整っていてちゃんとライトアップされ、広い内部の幻想的な光景には感動する。
 その見学の際、見上げると高い天井に落書がある。あんなところにどうやって書いたんだろう? ローマ字やベトナム語らしき字、文。そして漢字も。
 ガイドさんが「あれは日本語?」「いや中国語だと思います。」
 隣にいた香港からいらしたという若いご夫婦のご主人が「いや日本語だ!」
 「あれは漢文だから中国語でしょう。」
 「いや日本語だ!」
 これ以上は大変になりそうなので反論しなかったけれど、日本人が「打倒日本!」なんて書くかい。
 近頃問題になっている中国での反日感情の表れかも。何もこんな所で。触らぬ神にたたりなし。くわばらくわばら。  

 ハロン湾の魅力をたっぷりと楽しませてもらったけれど、今日は日帰り。約2000ほどある島のごくごく一部を見たに過ぎない。 ボートに1、2泊してより楽しめるコースもあるので、次回はそれを楽しみたいもの。

 どうにか20;00にハノイに帰ってきたが、思ったほど疲れもせず、片道3時間の道中も、 のどかな田園風景を見ながら退屈することもなく、 良い観光コースだった。
 ホテルへ帰ってきたらすぐにVANさんが東京へ留学中のお嬢さんへの届け物を預けにいらした。 ベトナムから送るよりも早いだろうと。
 4月から東京での生活を始められたお嬢さんもとても楽しんでいらっしゃるとのこと。 よかったよかった。

万歩計 10925歩。
往復バスに乗って、4時間船に揺られて、やっぱり今日は歩数が少ない。
ベトナム雑貨ハロン湾
              ハロン湾

 ● 7月3日(日)                                ハノイ5日目-ホーチミンへ

 夜中に激しく降る雨音で何度も目が覚めた。ハノイ最終日だというのに。動けるかな?
が7;00ごろには小雨に変わり、8;00にはどうにか止んだ。

 昨日ハロン湾に行ったので、しっかりとしわ寄せが今日に来て、行かなくては行けない所がたくさんあった。 朝から効率よく回るべく、 おしゃれなカフェ「リトルハノイ」でモーニングを取りながらスケジュールをチェックする。
 そして立てた計画に沿って回るのだけれど、適当な口約束ばっかりしてたので、 なんだか同じところを行ったり来たりしているようで、効率が悪い。
 それもちゃんと約束した時間に行っても相手が来てなかったりで、計画も途中から役に立たず振り回される。
 18;00にタクシー予約したのに、間に合うかな?

 どうにか全て終わったのが17;00。ホテルスタッフと色々と話しながら残りの時間をつぶした後、 みんなに見送られてタクシーに乗り込み空港へと。
 20;00発のホーチミン行きは約1時間遅れて離陸。今日は珍しくがらがら。昨日ほとんど眠れなかったので、熟睡だった。

 ホーチミンに着いたのは23;00近く。25度だそうで、涼しい、というよりは肌寒いくらい。蒸し暑かったハノイよりずいぶんと良い。
 タクシーで馴染みの通りへと向かう。この時間になると道もすいていて、渋滞もないしバイクも少なく、あっと言う間
ベトナム雑貨ロッテリア
       通りの角に新しくオープンしたロッテリア
に街中を抜けた。
 近づいてくる、ああなつかしの通り〜.....あれ?

 どちらかと言うと薄暗い道なのだけど、通りの入り口が妙に明るい。
 なんと通りの角のカフェが3階建てのロッテリアに変わっていた。
 欧米人のバックパッカーの多いこの通り。以前のカフェは、そんな人達がコーヒーやビールを片手にのんびりと本を読んだり、 新聞を読んだりしているオープンエアのベトナム風のカフェだったのに。 値段もとても良心的で、通る人達を眺めながらゆったりとくつろげるので、時々利用していた。
 バックパッカーの人達がベトナムまで来てハンバーガーを食べるとはとても思えない。もちろん私も。どうしてこんな所に。
 がまあ成り行きを見てみましょう。

万歩計 18037歩

 ● 7月4日(月)                       ホーチミン1日目-変わる町、「ホイアン」

 朝早く目が覚めた。外へ出たくてうずうずするのだけれど、スタッフがシャッターを開けるのが7;00。 仕方なくそれまでテレビを見たりして時間をつぶす。

 7;00にホテルを飛び出し、裏通りの路地の市場へ。ここも衛生面や規制のためだろうが、随分と天秤棒のおばさん達が減った。
 以前は細い路地の両側に色々な物売りのおばさんたちが並んで、それはにぎやかだったのに。 面白みがなくなった、というかベトナムらしさがなくなってきたと言うか。
 路地を抜けて大きな通りへ出るとここもたくさんのおしゃれな店がオープンしていて、驚かされてしまう。 ここら当たりは変わらないだろう、と思っていたのに。

 久しぶりの街中へ出てみた。
 こちらもずいぶんと変化した。もう3年くらい前から工事をしていたPark Hyatt Saigon が市民劇場の横にやっと完成。 7月15日にオープンとなるし、ドンコイ通りの真ん中のショッピングモールは工事中。 「Times Square」と言う名の複合娯楽施設になるそう。(何処かで聞いた名前だぞ)

 お昼は「ベトナムハウス」のランチを食べに行く。有名料理店のランチで人気なのだけれど、 いつも時間切れで食べれなかったが、今日はやっと間に合った。
 丁寧に作られた日替わりのメニュー、代表的なベトナム料理を色々と食べれるのがうれしい。 デザートの果物まで付いて49000ドーン(約350円)。いまどきのHCMのドンコイ通りのベトナム料理の老舗では信じがたい価格。

 ハノイから見ると随分と都会だな、と改めて思う。その発展ぶりには格段の差がある。 ネオンが瞬き、夜も明るい。町並みも人もおしゃれ。
 そして昨日乗ったタクシーの初乗りは12000ドーンだった。 ハノイは7000ドーンだったのに。物価も随分と違う。

 夜はホイアンの名物料理「カオラウ」をレストラン「ホイアン」へ食べに行く。 本当は現地へ食べに行きたいのだけれど、叶いそうも無く。
 ここの外見は質素な田舎屋風だけれど、中は木をふんだんに使ったシックな雰囲気の豪華な作りで落ち着ける。
 「ベトナム料理のリサーチをしている」と言ったらマネージャーの方が横について色々と教えてくださり、 またこちらのしつこい質問にも丁寧に答えてくださった。
 「カオラウ」はスープの少ない麺料理だけれど、一流店だけあって丁寧な作りでとてもおいしい。
 聞けば揚げ春巻きや生春巻きもホーチミンのとは全く違うそうで、次回はそれを食べに来たいものです。

 今日は一日雨が降ったり止んだり。以前ハノイで買っておいたレインコート(ビニール製の雨がっぱ)を着て歩く。
 こちらの人たちは傘をさすことはあまり無く、このカッパがほとんど。 バイクに乗っていても便利だし、天秤棒のおばさんたちも降り出すとすぐにどこからか引っ張り出し、即対応。 ちょっと蒸し暑いけれど、なかなか便利。小さくて軽くて持ち運びに便利だし、両手の自由が利くのも良い。
 があちこちのお店を見て回る時がちょっと。やっぱり濡れたままだと嫌われる。

万歩計 26815歩。
 いやあ今日はよく歩いた。ホーチミンのおもな通りをほとんど見て回ったような。帰り道の足が痛かった。
ベトナム雑貨蓮の花
         レストラン「ホイアン」に蓮の花が

 ● 7月5日(火)                          ホーチミン2日目-チョロン、Jちゃん

 昨日は雨が降ったり止んだりの天気だったので断念していたチョロンへ久しぶりに行く。
 大通りまで出てサイゴンスターバスに乗って。 クーラーの効いた大型バスでは制服を着たかわいい女性の車掌さんが、乗るとすぐに切符を売りに来る。 約20分の距離が2000ドーン(約15円)。こちらはいまだに値上がりせず。

 チョロンのビンタイ市場は異次元の世界に入ったような錯覚を起こさせる不思議な所。 あふれんばかりの物があり、色々な匂いが混ざった薄暗い異様な空気の中、たくさんの人がうごめく。
 チープシックなものがたくさんあって見て回るだけで面白いのだけれど、買い物するとなるとちょっと大変。
 まず英語が通じない。計算機片手に身振り手振りでどうにかこうにか。
 ドルが通用しない。 今日もドーンが足りなくてドルを出したら断られ、仕方なく前の銀行へ両替に行った。 でもそんな交渉事が面白くて時間があればやっぱり来たくなる。

 バスでベンタインマーケット前のバスターミナルまで戻ってまた街中をうろうろ。 昨日オーダーしておいた物を受け取りに行く。
 ハノイにしばらくいてホーチミンに来ると急におのぼりさん状態になっている自分に気がつく。 キョロキョロしては立ち止まり見入る。やっぱりハノイに無いものが沢山あるし、きれいだし。(反対もありだけど。)

   今日の夜は今回とっても楽しみにしていた親戚のJちゃんと会う。
ベトナム雑貨ドンコイ通り
          ドンコイ通り
 彼女は自分の意思でこの4月からホーチミンの幼稚園の先生になり、4月始めにベトナムへ始めて来てもう3ヶ月住んでいる。
 ベトナム赴任が決まった頃から急にメールや電話のやり取りをし始めたのだけれど、 小さい頃の面影しかない彼女がベトナムを好きになってくれたかな?どんな生活をしているのかな?ととても興味があった。

 お友達のFさんのバイクに乗って颯爽と現れた彼女はニコニコ顔で、楽しそうで、もうすっかり馴染んでいる様子。
 その笑顔を見ただけで、うらやましくなってしまった。私も住みたい!
 精進料理の「菩提樹」へ行って美味しいベトナム料理を食べながら、かしましい女3人の話は盛り上がる。
 ベトナムへ来た時は色々とカルチャーショックもあったようだけど、難なくクリア。 もう何年も前から住んでいるように思えるような行動。水を得た魚のよう。良かった良かった。
 一応2年間の契約だそうだけれど、これからは訪越毎に会っては住んでみないとわからないことを聞ける楽しみが出来た。
 アフターコーヒーはFさんお薦めの「A.Q.Cafe」へ。 広い店内は生のピアノ演奏もあり、ムーデイーな雰囲気。 ここでピアノの演奏に聞きほれてゆったりとくつろいだ時間を過ごしたけれど、パッキングもあるので、 次回の再会を約束して別れた。

 22:30タクシーで空港へ。夜風は肌寒いくらい。
ちょっと喉がいがらっぽい。

万歩計 22808歩

 ● 7月6日(水)                                              帰国

 アシアナ航空ホーチミン発1:00(日本時間3:00)のソウル行きに乗る。ほぼ満席状態。
 乗った途端、睡眠体制にされてしまい、仕方なく寝る事に。
 でも毎日朝から晩まで歩き回ってしっかりと疲れているはずなのに、眠れない。 いつでも何処でも眠れる得意技が飛行機の中では生かせない。そうこうしているうちに6:00頃にはモーニングが出される。

 「ビーフにします?シーフードにします?」「ビーフに」。
 あれっ?声が出ない。仕方なくアテンダントが繰り返したメニューにうなづいて置いてってもらった。
 昨日夜風が冷たかったからかな?そして機内が乾燥しているためかな?熱が出ているわけでもないし、さして困る事もなかろうが、 早く治さないと厄介になるかも。
 8:00にソウルのインチョン空港に着いたが、声は出ないし、眠れなかった事もあり、DUTY FREEも見て回る気にもなれず、 コーヒーショップで時間をつぶした。

 11:30インチョン空港発で12:40福岡着。
 27度だそうだけれど蒸し暑い。ホーチミンの方がよっぽど良い。随分と北にあるのに、おかしいな。
 聞けばいない間に雨は結構降って、一応断水の心配はなくなったそう。 水の心配がなくなったのは良いけれど、この暑さ何とかならないか。これからもずっと続くのかな?

 やっと我が家へ帰り着いて、あちこちへ電話しようと思ったが声が出なくて電話が出来ない。情けない。
 でもこんなときメールはやっぱり便利。 メールやその他の溜まった諸事の対応をしていると旅の余韻が少し筒消えて行ってしまいそう。 アット言う間だったけれど凝縮された時間をしっかりとと思い出さなくちゃ〜。

 さて今夜は旅の余韻に浸るべく、喉を治す為にも早く寝ようっと。

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