||||||||||  Madam のベトナム日記  ||||||||||

= 2006年3月4日〜3月10日 =

3月4日、旅立ちの日
3月5日:ハノイ1日目、大聖堂のミサ、パインミーテイット
3月6日:ハノイ2日目、タクシードライバー、市場で
3月7日:ハノイ3日目、花束、両替
3月8日:ハノイ4日目、International Woman's day、白タク
3月9日:ホーチミン1日目-ホーチミン博物館
3月10日:帰国

 ● 3月4日(土)                                          旅立ちの日

 昨日の雪がウソのように朝から晴れて気持ちの良い天気。 今日はきっと暖かくなることだろうな。旅立ちの日が暖かくてよかった。特にこの季節、温度差がありすぎるとつらい。

 とは言えハノイが去年みたいに寒かったら困る。色々考えて厚着をしていくことにした。 が確認の為ネットでハノイの気温をチェックすると、なんと今日は最高温度25℃、 最低温度17℃。ちょっと暑そう。早速また考えて少しだけ薄着に。ソウルは少し寒いかもしれないし。
 ネットってやっぱり便利だな〜、すごいな〜と実感。世界中の色々な情報が瞬時に我が家に居て手に入るなんて。

   福岡空港はとても混雑していて、飛行機も満席。というのもほとんどが韓国、台湾、中国からのツアー客。 こんなに多いんだ。さすがアジアの玄関口。「YOKOSO JAPAN!」のキャンペーンも大成功かな? しっかりと外貨獲得できるかもしれないけれど、今からチケットが取りにくくなるのがちょっと困る。

 韓国ソウルのインチョン空港までは1時間5分。ハブ空港で福岡からはとても近くて便利。 きれいでよく設計されていて分かりやすく、さすが世界のBEST5空港に選ばれるだけのことはある。 ちょうど5周年だそうで、あちこちにイベントの飾りがあるが、日本人観光客向けの受け狙いか、 ヨン様の写真もあちこちに。ファンなら写真を取り捲るのだろうけれど。

 前回は3時間ほどの待ち時間だったのが、今回は時間変更になって6時間弱。ちょっと長すぎるけど、 たくさんのショップや施設があるし、面白くてあちこち歩きまわる。
 時間待ちする場所もとてもよく考えて作られていて、高い天井までの大きなガラス窓から明るい日差しが入り、 何処からも飛行機と滑走路が見えて、気持ちよく過ごせる。

 そんな待ち時間の間に、つい先日買った新しいデジカメの操作をマスターしよう、 と説明書を手荷物に入れて、張り切って持ってきた。だけど機能がすごすぎて覚えられない。 ほんの数年間で、よくもまあ進化するもんだ。
 いや今はドッグイヤー。 数年ではなくほんの数ヶ月で進化しているのに、その間が抜けているから余計に難しくなっているんだ。 よりきれいな画像を撮ろう、と買ったけど、今回間に合うかな?
 しばらく頑張って覚えよう、としたけれど、だめ。やっぱり勉強って嫌いだな。 そのうちあきらめて又うろうろ。

 2階の乗り継ぎ客専用ラウンジで見つけたネットカフェは無料。別にオーダーしなくても良いし、時間制限なし。 ゲート近くのネットカフェは1時間3000W(300円)だったのに。 そしてさすが韓国。PCの調子も良く使いやすい。(ポップコーンのサービスがあるのもうれしい。) 遊んでいる間にあっと言う間に時間が経った。

 19;45発のハノイ行きは30分遅れで飛び立つ。
 隣はサイパンへ出稼ぎに行っていて、何年ぶりかの里帰り、というベトナム人女性。 以前に2年間日本にも来ていたそうで、その時の話で盛り上がった。なんでも名古屋の車の工場で働いていたそうで、 日本人はとても親切だったし、楽しい思い出が一杯で、できることなら又日本で働きたい、との事だった。

 その向こうの席は9ヶ月の赤ちゃんを連れたベトナム人の若いお母さん。 おとなしかった赤ちゃんが離陸したとたんに泣き始め、到着までほとんど泣き通し。 その間近くに座っていた韓国人のおば様たちがあの手この手の派手なパフォーマンスであやすのがおかしくて。 和やかな雰囲気でわきあいあい。退屈する事も無かった。

 約5時間でハノイ到着。いやあ国際空港らしくなったもんだ、とまたしても感動。 こうこうと灯りが輝き、たくさんの飛行機が止まっている。  
 6年前はじめて来たときはぺんぺん草が生えているような滑走路に降り立ち、 廃墟のような薄暗いターミナルビルで数人の怖そうな役人から通関手続きをしてもらい、危ないかも、なんて思ったものだったけど、 次々と到着する国際便からの観光客がたくさんで、 ターミナルビルがごった返し、おかげで通関に30分もかかってしまった。

 やっとタクシーに乗って深夜ホテルへ向かう。約30Kある道の両側はのどかな田園風景だったし、 夜走ると真っ暗だったのが、ハノイまで延々と道路に街灯がついたし、建て込んで来た工場や家の明かりでずいぶんと明るい。 HONDAの大きな看板もできていて、これからバイクは現地生産をするんだろうな。

 そして進出する海外企業の赴任者向けだろうか?今までの4、5階立てのベトナム式の建て方ではなく、 日本のような1戸建て2階住宅が延々と続き、田んぼや畑が見えなくなってきた。

 以前不思議に思った凱旋門(いまどきのベトナム事情No.104)?はライトアップされ、 周りにも色々と立ち始め、ずいぶんと見栄えも良くなった。 この調子だとすぐに田んぼなんてなくなってしまうかも。いや〜驚かされることばかり。すごいな〜。

 どうにか24;00(日本時間2:00)にこちらはあまり変わってなかったホテルに到着。 スタッフは歓迎してくれたが、挨拶もそこそこに部屋へと。たいしたことはしてないのだけれど、疲れた。

 今日の万歩計10475歩。やっぱり今日は少ない。
ベトナム雑貨ヨン様
  インチョン空港でヨン様が笑顔でお出迎え

 ● 3月5日(日)                  ハノイ1日目-大聖堂のミサ、パインミーテイット-

 時差ボケ?日本と大体同じ起床時間5;00(日本では7;00)に起きる。今日は日曜日。朝早くからハノイ大聖堂の鐘の音が聞こえる。
 7;00に階下へ降りていくと外は霧雨が降っていて少し寒い。こりゃ25度なんてもんじゃない。 まあいろいろ着込めばどうにかなりそうではあるけれど。

 ビニールのカッパをすっぽりかぶって、早速市場へと行く。おっ、今日は結構活気があるな。天秤棒のおばさんたちもたくさんだ、 と思っていたところにバイクに乗った恰幅の良い警察官が登場。 あわててみんな蜘蛛の子を散らすように逃げ出した。後には許可された数軒の店だけがさびしく営業。
 これくらい良さそうだけど。これって袖の下でどうでもなるのかな?

 アート通りの人気の店のブン(米粉の細い麺)で朝ごはん。以前はしてなかったけど、作っている女性がビニールの手袋をしている。 これも鳥インフルエンザの影響?そう言えば通ってきた市場にも豚肉や牛肉は売っていたけれど、鶏は見なかったな〜。

 朝から鐘の音が鳴り続ける。なんだか無性に行きたくなって大聖堂のミサへ。 クリスチャンではないけれど、ミサは荘厳で神聖な気持ちにれるので、時間があれば行きたくなる。 特にハノイ大聖堂とサイゴン大聖堂は歴史もあり、美しいステンドグラスに囲まれた高い天井の空間の雰囲気がなんとも好きで。
 広い中は老若男女で満席。ちょうどあいているし、良くミサの状態が見えるし、 と真ん中の通路の左側の椅子に座ってしばらくして気がついた。 どうも女性は右側、男性は左側に分かれて座っているようで、私が座ったのは男性側。変わろうか、と思ったが、 途中からと言うのもおかしいし、それくらい神様も許してくださるだろうとそのままで。

 今日は初日なのであちこち歩き回る。街の様子もずいぶんと変わった。新しいビルに立て変わったな と思えば、あのショップがない、とか。

 西の方へ行って帰ってくる途中、「ベトナムの北部山岳地帯の美術展」が開催されていたので、久しぶりに美術館へ寄る。 ここは広いスペースにたくさんの美術品が集められたところで、外の喧騒がまったく感じられない落ち着くところ。 特別展の絵画もすばらしく、しばらくゆっくりと見て回った。

 帰り道のカフェゲーテ(ドイツの教育機関に併設のカフェ)の前に移動スタンドのパインミーティット(フランスパンサンド)屋さんを見つけた。 欧米人の人達が並んでいるし、立ってパクついている人も。美味しそうなので、並んでみた。
 赤と白のデザインがおしゃれなスタンドの中で回っている肉の塊をこさぎ、 レタスやトマトと一緒にフランスパンに挟んでチリソースとマヨネーズをかけてくれる。見ているだけでおいしそう。
 隣の女性とつい「美味しそうね」。1個10000ドーン(約70円)で買って、ラップしてもらったのをすぐに食べ始めた。美味しい。 そしておしゃれ。初めて食べたと言う彼女も感動。二人してパクつきながら歩く。
ベトナム雑貨パインミーテイット
   おしゃれなフランスパンサンド屋さん

 彼女はパリ在住のベトナム人でご主人の仕事の関係で4ヶ月間ハノイに住むことになって先月来たばかりだそう。 こんなご縁からお買い物まで付きあってあげた。
 二人の見かけが余りに違って変だったのか、とあるショップで店員さんから「どういうご関係ですか?」と尋ねられた。 彼女は「さっきサンドイッチを並んで一緒に買っただけなの。面白いでしょう?」
 とても物腰の柔らかい落ち着きのある彼女は本当のマダム。ちょっと見習わなくちゃ、と。
 つかの間のご縁だったけれど、こんな事も旅の楽しみ。

 ホテルへ帰ってからOanのオフィスへ遊びに行った。久しぶりの再会に二人して抱き合って喜ぶ。
 今回の彼女へのお土産は京都展で買っておいた私のお気に入りの油取り紙。 これ良いかも、と思って買ったけど、さて彼女オイリースキンだったっけ?
 それとフルーチェ。 スーパーに買い物に行ったときに、これってないかも、と思って牛乳と一緒に。両方とも彼女はとっても喜んでくれ、 特にフルーチェには興味津々。今晩家で作るそう。
 近頃はスーパーにたくさん日本製品も並びだしたし、同じようなのがベトナムでもたくさん出来だしたので、 お土産って結構考えるのが大変。でもそれも楽しみの一つ。

万歩計 27328歩。今日はよく歩いた。
おかげでくたくた。倒れるように寝てしまった。

 ● 3月6日(月)                      ハノイ2日目-タクシードライバー、市場で-

 朝から雨で肌寒い。 今日も以前買っておいたビニール製のカッパを着て歩く。荷物になるかも、と思って持って来るのを渋っていたけれど、 今回はしっかりと役立っている。

 ホアンキエム湖の前でおしゃれなファーストフーズ店を見つけた。 チェーン店のようで、スタッフはみんな黒のキャップとユニフォームでおしゃれ。 フォーを頼んだら清潔感あふれる白い器に綺麗にセットされたフォーが出てきた。若い人達や欧米人に人気となりそう。 これからどんどんこんなチェーン店が増えていくのでしょうね。

 昼前には雨も上がって気持ちのよい天気となる。
 ホテルの近くを歩いているとタクシーの運転手が声をかけてきた。 「どこへ行くの?タクシーに乗らない?」
 毎度のことだから無視して行こうとしてふと顔を見ると、 なんとネットカフェとして利用している某ホテルの以前のマネージャー。確か1年前くらいに解雇された、と聞いていたけれど、 タクシー運転手に職変えしたのか。
 彼も覚えていてくれたが、「乗りなさいよ」と誘うしつこさはホテルの時に 「ホテルを変えなさいよ」と行く度に言われたしつこさと変わりはしない。
 これから車社会になっていくし、豊かになって、タクシーの需要もどんどん増えていくだろうから、 タクシー業界も良くなるだろうし、良い仕事に変わったのかな?でもあのしつこさは変えないと評判悪くなるぞ。

 鳥インフルエンザが気にはなったけれど、新鮮な食材が山積みで見ているだけで元気をもらえる大好きな市場へ行ってみた。 やはり鶏を売っているのは1軒のみ。 それも店頭に政府の許可証らしきシールを貼り付け、トレーに毛をむしられた生の鶏が2羽乗せられているのみ。 卵を売っているところも1軒だけだった。みんな「大丈夫、大丈夫」なんて言うけれど、現状の規制は厳しいよう。
 これじゃあ庶民に鶏は手に入りにくくなった事だろう。だけどレストランに入れば鶏料理はたくさんある。 いったいどこから仕入れるのだろう?

 写真を撮っていたら、欧米人のおじさんが声をかけてきた。
 「何を撮ってるんだ?」
 「これが鳥インフルエンザの検査済み許可証らしいので、ちょっと興味があって。」
 聞けばスペインから観光ツァーでいらしたとのこと。
 そういえば今はベトナムではなく、ヨーロッパのあちこちで鳥インフルエンザが発生している。 それで「日本は今年は大丈夫のようだけれど、発生した国にはできるだけ渡航自粛するようにお達しが出ているのですが、 スペインはどうですか?」
 するとおじさんはちょっとむっとした様子で、  「大体日本人は神経質すぎるんだよ。ヨーロッパなんか誰も気にしてなんかいないよ。気にしなくていいんだよ。」
 そうかな〜?用心するに越したことは無いと思うのだけれど。

 夕ご飯を食べに旧市街のQuang Anhへ。
 ここは家族経営で、ベトナムの家庭料理が手ごろな値段で食べれるお気に入りのレストラン。
 ポークカツレツのようなのを頼んで食べる前に写真を撮っていたら、奥さんが興味を持って聞いてきた。 でも英語が出来ないから、と通訳として知人の大学生を連れてきた。 彼女を介してベトナム料理をリサーチしていて、ここの料理
も色々食べたことを話すと、 とても喜んでくれ、果物をサービスしてくれた。

 大学生の彼女は日本語を専攻したそうで、これから勉強するのだそう。 日本人と話が出来るのをとても喜んで質問攻め。日本語のことや日本文化、 そして映画「SAYURI」にとても興味があるそうでGEISHAのことなど。(GEISHAの事なんか聞かれても、私もわからない。)
 将来は日本企業に勤めたいのだそうで、積極的な彼女ならきっと良い仕事を見つけることだろう。これからが楽しみな彼女。 そして次回から来るときは連絡してくれたら案内するからと言ってくれ、 また勉強して日本語でメールが出来るようにしたいからとアドレス交換をして別れた。 盛り上がってずいぶんと長話をしたが、昨日今日と色々な出会いがあって、楽しい。

 万歩計26028歩。 毎日良く歩くこと。
ベトナム雑貨ファーストフーズの窓から
     フォーを食べながら見る霧雨に煙るホアンキエム湖

 ● 3月7日(火)                                ハノイ3日目-花束、両替-

 今日も朝から細かい霧雨。さほど寒くはない。毎朝この状態だけどお昼近くには雨も上がり、すこし蒸し暑くなる毎日。

 朝6;00ごろ起きて、7;00に寝ているスタッフを起こしてネットカフェへ直行。 1時間ほどチェックして朝ご飯を食べに行くのがスケジュール的に一番良く、着いてから毎日このスケジュール。 ショップは9;00以降にならないと開かないし。

 9;00にMinh Chiがホテルまで迎えにきてくれ、バイクに乗って南へ随分走った所の彼女の工房へ連れて行ってくれた。
 天井が高くて広い土間の1軒屋で色々な雑貨が作られている。ほとんどがシンガポールとアメリカへの輸出品。 その後また走って石細工の工房へ。5階建てのビルの各階で沢山の人たちが作業を分担して働いている。 石を削る、磨く、洗う、絵付け・色付けをする。その作業の細かい事にちょっと感動してしまった。

 ハノイに着いてから花束があちこちで売られているのが目についた。 いつもの花屋でもド派手な花束の数が半端じゃない。そして臨時の花屋と思しき所も。 ハンザ市場横の鳥かご屋さんまで花屋になっていたのには驚いた。
 聞いてみたら日本ではあまり馴染みがないけれど、明日3月8日はIntenational Woman`s dayで、 男性が女性に花束とプレゼントをあげる日なのだそう。
 「8日はすごいよ。ちょうどいれてよかったね。」と。
 アクセサリーショップや化粧品屋さんなどはそのためのデイスプレーをしているし、 ホワイトデーを思わせるような似つかわしくない男性達の買い物客で混雑している。 さてどんなになるのか明日がとても楽しみ。
 歩き回ってホテルへ戻ると、マネージャーが「みんなから、」と言ってリボンの付いた赤いバラの花をくれた。 思いもかけずの事でちょっと感激!いや〜うれしい。

 Vietcom Bankへ両替に行く。
 現地通貨ドーンだけでなく、ショップやレストランではアメリカドルも充分通用するので、 以前は現金をすべてドルに換えて持ってきていた。 だけど日常生活のためにある程度のお金を再度ドーンに換えなくてはいけないし、 手数料も馬鹿にならないかな?と思い、 近頃は現金の半分を日本円で持ってきてドーンへ直接両替する。
 ちなみに今日¥30000を両替すると4023300ドーンに。 以前は1万円を換えるととんでもない札束になったけれど、今は高額紙幣も出て差ほどでもないので、ずいぶんと助かる。
 そして近頃はやっとコインも流通し始めた。数年前初めてコインが出た頃は不便だから、と誰も使わずにいたけれど、 今回はおつりでコインをよく貰う。やっぱり使い始めると便利だろうし、そのうち自動販売機もたくさん出きてくることだろう。

 両替してもらっている窓口の隣にかわいい女の子が来た。カラリングした髪、ピアス、ジーンズにかわいいカラフル なブラウス。 そしてメイクもばっちりと。彼女の目的はVISAカードを作りに。
ベトナム雑貨ドーン
           3万円を両替するとこれくらい
 へ〜、もうこんな若い子達でもクレジットカードを持てるようになったんだ。
 カードを使えるところは多く、便利なので私はほとんどカードで支払っている。 でも時折こんなところでカード使って大丈夫かな?と思える所もあるけれど、今の所事故はなし。
 ベトナムの人達はまだクレジットカードは持てないと聞いていたが、 去年頃よりATMのカードはかなり普及し始めたので、そろそろかな?とは思っていたけれど、とうとう時代到来か。
 これからきっと急速に普及し始める事だろう。

 万歩計23750歩  

 ● 3月8日(水)                 ハノイ4日目-International Woman's day、白タク

 朝から霧雨。毎日この状態。また今日も朝方だけできっと止むのだろうけれど。

 ネットカフェへ行くために7;00にホテルを出たら、まん前でベンツに生花を飾り付けしていた。 白い花のみのアレンジメントは清楚できれい。 結婚式用らしいけれど、International Woman`s day だから特別なのかも。 今日の良き日にさぞかし花嫁さんは幸せなことだろう。

 今日はInternational Woman's Day だけあって、花束片手にバイクを運転する人たちをたくさん見かける。
 ネットカフェの帰りにハンガイ通りで買い物をしたら、「今日はWoman's dayだから」とバラの花をいただいた。 それを持って歩いてたら、誰もがニコニコ微笑み返してくれる。(笑われているだけかな?)

 ホテルスタッフの男性に「今日花束をいくつあげるの?」と聞くと、はにかんで「誰にもあげないよ」。
 「えっ、彼女にもあげないの?」「いや彼女にはあげるけど、その1個だけだよ。」
 女性スタッフに「今日は花束いくつもらうの?」 「誰もくれないよ」とはにかむ。
こんな会話があちこちから聞こえる。
みんなとっても純情なんだな〜。
 今日は一日女性にとっては良い日かも。

 ホテルに戻ると前にごみ収集車が。日本と同じ形、と言うより小さな日の丸とベトナムの国旗がついているので、 日本からの援助なのかも。
 ベトナムで見たのは初めてなので感激。早速写真を撮っていたら笑われた。
 いまのところ毎日回るのだそう。「日本では週2回だよ。」「へ〜」
 きっと便利で早くきれいになることだろうが、ゴミの量が増えたということかな? ゴミの量は文化のレベルを表すとも言われる。このまま行くと数年後は大変な事に。
 そして今まで鐘を鳴らしてリヤカーを引き、 ごみ収集をしていたおばさんたちはどうなるのだろう?失業かな?それもかわいそうな話だし、あ の鐘の音がなんとも優雅で良かったのだけど。

 今回は時間がないと走り回って事を済ませたので、今日はちょっと余裕。 午後からゆっくりと今まで行かなかったところを見て回る。と新しいショップが見つかったり、新しい発見が出来たり。 やっぱり余裕を持って見て回らないと。

 午後から雨も上がると思っていたけれど、小雨が一日降り続く。 でも少し蒸し暑い。温度を見たら24度。Tシャツ1枚が気持ち良い。

 夜20;00の便でホーチミンへ移動するために$10払って18;00にタクシーを予約。 でも来たのはミニバスだった。
 ミニバスはハノイと空港を往復するボックス型の乗り合いバス。 片道一人$2、3。人と荷物を乗せれるだけ乗せて、希望の所で降ろしてくれるが、へたするとあちこち回されて最後に、何てこともある。 でも色々な人と一緒になるので面白く、時々乗っていた。
 が今日はそんなことをされたら困るので、普通のタクシーを呼ぶように頼んだら、 「大丈夫。一人だけだし、直行だよ」と。運転手が空港の近くに住んでいて戻りに乗せていくだけだと言う。
 どうも会社に内緒のお小遣い稼ぎのよう。まあ良いか、と乗ったら運転手が話好き。長い道中も飽きずに良かった。

 20;00発のホーチミン行きは1時間45分で到着。気温26度はさすがに暑い。
 空港はまたまた拡張工事。どんどん新しいビルが出来ている。 ハノイに比べると結構街中なので、限度があると思うのだけれど、 どこまで拡げるのか。
 夜の10;00だというのに街中は明るくてうるさく、大きくてド派手なカフェやレストランが軒を並べる。 静かなハノイとは全く違う。エキサイテイングな街だけど、ちょっと疲れる。

 空港ビルの中で「タクシーかい?」と男性が声をかけてきた。 「メータータクシー?だったらお願い。」
 スーツケースと荷物を押して先導する彼の後を付いて行くと、タクシー乗り場からちょっと離れた所へと行こうとする。
 「どうして?私はタクシー乗り場のタクシーにしか乗りたくない。」
 「大丈夫。メーターは付いているし、ちゃんと許可も取っているよ。」
 そして留めてあった車まで行くと、それには屋根の上のタクシーライトが無かった。 やっぱりおかしい。
 「私はアッチのタクシーに乗る」と再度言うと、フロントガラスに貼り付けた許可証?を見せ、 車内のメーターを見せて「大丈夫。他とおんなじ、おんなじ。」
 そうかな〜?と思いながらもまあ近いことだし、と乗り込んだ。

 メーターの初乗り料金は12000ドーン(約$1)で他と同じ。 ところが上がり方が半端じゃない。ホテルまで$5くらいで行くはずなのに、発車してすぐに$3まで上がった。
 「メーターがおかしい!」と言うと「そんなことは無い!」。 すったもんだの末「おかしいと思うなら乗り換えたら?」と言うので、 乗り換える事にして路肩に止めさせた。彼はちゃんと荷物を下ろしてくれ、次のタクシーを呼び止めて荷物を乗せてくれた。 なんとまあ親切な。ぼられたのは癪に障るけど、まんざら悪い人でもなさそう。
 まあ私も乗ってしまったんだからと請求されるままに$3は払ったけど。

 次のタクシーの運ちゃんにそのことを話すと、「そりゃあ白タクだ。近頃多いんだよ。 ここまでで$3は高いよ。」
 まあたいした被害をこうむったわけでもないので助かったが、 以降ちゃんとライトのある有名タクシーのみに乗ること。これも経験。

 ホテルの通りは一層うるさくなっていて、不夜城のように明るく、うるさい音楽があちこちから鳴り響き、 夜中だというのに沢山の欧米のバックパッカー達が歩き回っている。
 でもこの喧騒もホーチミンの魅力の一つ。 久しぶりの賑やかな通りをホテルの窓から見下ろして、楽しんだ。

 万歩計 22635歩
ベトナム雑貨花屋さん
 International Woman's day 用の花束があふれる花屋さんの店頭

 ● 3月9日(木)                          ホーチミン1日目-ホーチミン博物館

 毎朝暗い雲に覆われ、霧雨の降るハノイとは違って、朝からカラリと晴れた良い天気。 今日は暑くなりそう。聞けば朝からもう30度は越しているそう。

 7;00にホテルを出て、まずは近くのシントー(シェイク)屋さんへ。
 約30種類の中から選ぶのは大変でいつも迷ってしまうが、今日はココナッツのシントーを。 甘さ控えめで冷たくて美味しく、暑くて食欲が無い時でもこれならOK!
 ここは以前1杯3000ドーン(約25円)だったのが今は5000ドーン。 日本円で換算すると大したことは無いのだけれど、2倍近くに値上げと思えばこれは大変。他の諸物価もずいぶんとあがっている。 昨日乗ったタクシーの初乗りも12000ドーン。これも結構上がった。

 ホーチミンは今日丸一日だけなので、朝早くから動き回る。ちょっと早すぎて開店前にショップに出かけたり、と無駄足も。
 歩いてドンコイ通りへ。通りの中程にあったショッピングモールは前回から工事中だったが、いまだに姿形は見えず。 いつになったら出来あがることだろう。
 あちこちのお店も様変わり、ドンコイのParis Deliもなくなっていた。

 昨日空港からタクシーで来る途中、レストラン「○○○」の隣におしゃれなレストランが出来ているのを見つけ、 今日は絶対にあそこでランチを!と決めていた。あちこち見回った後、楽しみに行ってみると隣の「○○○」は満席なのに、誰もいない。 これはちょっと危ないかも。高いからか、まずいからか。それで久しぶりに「○○○」へ。
 ここはオープンエアと室内に沢山の席があって、その周りで作る実演を見ながら手ごろな値段で食べれるお気に入りの所。
 早速メニューより選んで、豚の焼肉やソーセージなどいろいろなものがトッピングされている ブンと、スペアリブをレモングラスソースのたれにつけて焼いたのをオーダー。大きな木の木陰で食べる美味しい料理に大満足。 しばし体を休める。

 「○○○」を出て通りを渡ったら、そこはホーチミン博物館。この道はよく通るのだけど、入ったことは無かった。 でもよくよく見るととても立派な建物だし、玄関脇に往時を忍ばせるような素敵な車が止まっている。
 その写真を撮っていたら、門の脇のチケット売り場のおじさんが手招きして、呼び寄せ「ぜひ見ていくように、」と勧められた。
 興味もあるので、入ったら広い空間に見事なシャンデリア。 正面の奥にはゆるく両側にカーブした手すりの階段があって、それはおしゃれ。
 入り口の柱の横で椅子に座って本を読んでいる女性が一人いるだけで、他には誰もいない。 タイムトリップして古き良き時代に紛れ込んだような錯覚に陥ってしまう。 静かなここを独り占めしてしまったようで、うれしかった。
 中の展示物を見た後も帰りたくなくて、しばらく階段に座って楽しませてもらった。

 ともかく今日は暑い。日が高くなるのつれてどんどん気温も上昇。のどがすぐに乾く。 ベンタイン市場の知り合いのショップに行った時、ちょうど届いた出前のジュースをもらって、一気に飲んでしまったが、 またすぐに水分が欲しくなる。あちこち立ち寄る途中で何度も水を買ったりカフェに入ったり。

 ホーチミンのネットカフェのパソコンはハノイとは段違いに調子良い。 ハノイはOSはXPだけどマシンが古くて結構トラブルが多い。状態の良いPCへとあちこち移動する事も多々あるし、 日本語は今日はだめ、と言われる事も。
 キーボードなんてはげて読めたではないし(キーの並べ方が少しだけ違うのです。)、マウスを動かしてもカーソルが動かない。 文句を言うと、「近頃掃除してないからね」で終わり。そして1時間10000ドーン位。
 ホーチミンはモニターもマシンもきれいでトラブルも無く、日本語ソフトも全く問題なくて快適。 そして今使っているところは1時間6000ドーン。それだけ需要も多く、今日夕方行ったら数人並んで待っていた。

 どうにか予定していた用事もはかどり、ほっとしたのは日も落ちた頃だった。 そして今日は去年4月から日本人幼稚  
ベトナム雑貨ホーチミン博物館
            ホーチミン博物館
園の先生として来ている親類のJちゃんと会って一緒に食事をする約束の日。

 今回は短い滞在なので、会える時間はほんの数時間しかないのだけれど、ちょうど昨日ホーチミンに来た弟君二人も一緒に、 彼女お薦めのイタリアンレストランで美味しいピザ等を食べながら、話は盛り上がった。
 こんなところで親戚同士集まって、ベトナムのことや身内の話で盛り上がるのも不思議なような...
 彼女達は明日からカンボジアへ行くそうで、なんともうらやましい事。

 「又すぐに来てね。」と言うホテルスタッフ達に別れを告げ、22:30にホテルを後にして空港へ向かった。 なんともあわただしい1週間だったこと。ふ〜っ。ちょっと疲れた。

万歩計 25027歩。

 ● 3月10日(月)                                             帰国

 深夜1:00ホーチミン発のアシアナ航空ソウル行きに乗る。
 近頃ベトナムへのツアーや仕事関係の人達が多い為、飛行機の利用者が急増。 夜中でもたくさんの人達が待っているし、次々と色々な国へ飛び立つ便はどれもほとんど満席状態。
 以前は深夜便の客は何も無い所でただじっと待つのみだったけど、空港利用者へのサービスも随分と充実してきて、 ショップもレストランもかなり遅くまで開いている。 拡張工事もどんどんなされていることだし、これから利用客もますます多くなる、と実感する。

 深夜便は結構つらい。いつでも何処でも寝れる特技が飛行機の中だけは生かせない。
 眠りたいけど眠れなくて、とうとう徹夜になってしまった。 乗ったのが日本時間で夜中の3:00。離陸後即睡眠体制にさせられ、朝食の為起こされるのが7:00。 そして食べ終わったらすぐに着いた。これじゃあ寝むれないのは当たり前。ボーッとした頭でソウルでトランジット。

 帰りは乗り継ぎ時間が1時間半程なので、随分と楽。そして1時間ちょっとで福岡に着いた。  寒いかな?と思っていたけれど、以外に暖かい。良かった〜。

 帰り着いて早速熱いお風呂に入る。
 ベトナムの食事は日本人に合う味だし、美味しいので、 帰ってきてからさほど日本食の何を食べたい、とかは思わない。だけどお風呂は湯船にゆったりと浸かると気持ちよくて、 やっぱり日本人は熱いお風呂が大好きなんだ、とつくづく思う。
 疲れも取れ、やっと帰ってきたことを実感する。
ベトナム雑貨消毒用カーペット
  ソウル空港で。消毒用レッドカーペットを踏まねばなりません。

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